2011年11月30日

「小林史佳 三味線ライブ in ホテル金寿」2011・11・27

11月27日に行われた「小林史佳 三味線ライブ in ホテル金寿」の写真撮影に行ってきました。

出演:小林史佳(shamisen) ゲスト:庄司愛(vn.)

新潟を代表するバイオリニストの庄司愛さんをゲストに迎えてのアンプラグド・ライブ。オリジナルの新曲も演奏。めずらしいスーツ姿も披露。暖かいファンに囲まれたアットホームな雰囲気の中にも生演奏独特の緊張感があり、時間とともに変化するロケーションもあいまって圧巻のライブでした。

【告知】
2012.1.21(土)りゅーとぴあ・コンサートホールにて、
新潟日報創刊70周年記念「史佳Fumiyoshi 三味線新世代スーパーライブ2012 心の旅~未来へ」が開催されます。
TVドラマ「JIN-仁-」の音楽プロデューサー長岡成貢を迎え、新生・三味線プレイヤー史佳Fumiyoshiのレジェンドが始まります。是非、お越しください。

小林史佳オフィシャルサイト
http://www.shamisenplayer.com

また、同日2枚組ニューアルバム「続・風の風伝(ことづて)」
がFontecレーベルより発売されます。今春佐渡でのライブ演奏です。
なお、CD写真とライナーノーツは私曽我が担当しております。
買ってね~~

撮影:曽我浩徳
Nikon D700
Ai AF Nikkor 85mm F1.8D
Ai AF Nikkor 105mm F2.8D
Ai-S ED NIkkor 180mm F2.8
TAMRON SP AF17-35mmF/2.8-4 Di LD Aspherical [IF]

フェイスブックアルバムに沢山アップしております。
Facebookを利用していない人も下のURLからこのアルバムを見ることができます。
http://www.facebook.com/media/set/?set=a.267147096666454.56934.100001134971319&type=1&l=52646a3bea

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Nikon D700 + Ai-S ED Nikkor 180mm F2.8

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Nikon D700 + Ai AF Nikkor 85mm F1.8D

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Nikon D700 + Ai-S ED Nikkor 180mm F2.8

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Nikon D700 + Ai-S ED Nikkor 180mm F2.8

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Nikon D700 + TAMRON SP AF17-35mmF/2.8-4 Di LD Aspherical [IF]

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Nikon D700 + AI AF Nikkor 105mm F2.8D

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Nikon D700 + TAMRON SP AF17-35mmF/2.8-4 Di LD Aspherical [IF]

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Nikon D700 + Ai-S ED Nikkor 180mm F2.8

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Nikon D700 + Ai-S ED Nikkor 180mm F2.8

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Nikon D700 + TAMRON SP AF17-35mmF/2.8-4 Di LD Aspherical [IF]

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Nikon D700 + Ai AF Nikkor 85mm F1.8D

2011年08月29日

トワイライトゾーン

昨日の夕暮時、日が沈んでから、Nikon D700 に Ai AF Nikkor 28mm F2.8D を一本だけ付けて、自転車に乗ってお散歩してきました。トワイライトゾーンのスナップ写真です。

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DSC_3808.jpg


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****
おまけ
****

写真、作曲、演奏、監督・・・・・俺w

2011年05月31日

風の風伝~小林史佳+須藤雲栄 ライブ in 佐渡 【その1】

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新潟から佐渡へ渡るフェリーの上に海を見つめる男性。
彼の名は小林史佳(こばやしふみよし)。
津軽三味線を芸術に高めた、故初代高橋竹山氏の流れをくむ新進気鋭の津軽三味線プレイヤーである。

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2011年、5月28日、佐渡市小木のあゆす会館にてライブ演奏・録音をするために彼は佐渡へ渡る。
今回は縁があり、私はこの旅の模様をカメラに収めるために同行することになった。
(もともとTWINSの長谷部氏へのオファーだったお仕事でした。)
当ブログではその模様を全5回にわたってご紹介します。

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今回のライブは「風の風伝(ことづて)~あいや節のルーツ佐渡小木港に唄う」
と題し、津軽民謡のレジェンド、初代須藤雲栄(すどうくもえい)氏との共演。
雲栄先生が師である津軽民謡の神様とも呼ばれた成田雲竹氏が残したテープの中のあいや節の中に佐渡おけさのフレーズを発見し、新作古調あいや節として新たに曲を創りました。それはまさに新たなレジェンドの始まりとなるでしょう。

到着後ライブ録音するCDジャケットの撮影のために佐渡小木の名所、矢島・経島へ。
写真はお光の碑(今回ライブで演奏する古調よされ節の元となる物語)にお参りするお二人です。

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(以下敬称略)須藤雲栄は高橋竹山と一緒に活動していた津軽民謡の神様とも呼ばれた成田雲竹の最後の弟子にして、高橋竹山とも長きにわたって共演し、高橋竹山の直弟子の高橋栄山の奥様でもいらっしゃいます。その高橋栄山の弟子が小林史佳なのです。

ロックに例えると、ロバート・ジョンソンとウィーリー・ブラウンと共演していたブルースマンとエリック・クラプトンがR・Jの幻の30曲目を録音するために、ミシシッピのクロスロードでライブをする…みたいな、感じで捉えてもらえばよろしいかと。
そういえば、小林さん、クラプトン愛用のアーニーのストラップ付けてます。

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撮影は進みます。空模様があやしくなってきたので急がなくてはなりません。
いろんなアングルでたくさん写真を撮ってゆきます。

sado06.jpgポーズを付けるだけではなく演奏してみてはどうかということになり、海に向かって古調よされ節をうたいはじめるお二人。
まるで恋しい人に会うためにたらいで海を渡ろうとして命を落としたお光に向かってうたっているようでした。
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やはり、ミュージシャンはポーズを付けているより、演奏しているほうがはるかにかっこいい。観光客と一緒に唄い、踊ります。私の勝手な素人えの感想ですが、竹山流の三味線はまるで唄っているよう、リズム感があり、自然と体が動く。

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なんとか、撮影は終了。お疲れさまでした。

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初日の宿である「花の木」さんはとても雰囲気のある宿です。

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新潟照明技研のスタッフと須藤雲栄先生、小林史佳先生、小林氏の母上の高橋竹育先生。
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夕食は佐渡の「かに」がまるごと1匹。おいしゅうございました。

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さて、ライブ当日の朝となりました。

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空模様はどうかなと心配する小林さん。

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出発前に、この宿に宿泊していたドイツ領事様のリクエストで1曲。
実は小林さん、以前ドイツ大使館で演奏したことがあります。ドイツとは縁があるようです。花の木の母屋はとても音がよく反響し、よくライブに使われるそうです。小室等さんが日本で5本の指にはいる音の良さと評していたと女将が言っていました。
音響のスタッフの話によるとここの土間がいいらしい、また古い日本家屋の作りが適度に音を吸収して良い音になるとのこと。

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小林史佳さんの三味線インプロビゼーション(即興演奏)が始まります。
弦と指がこすれる音が駒を伝わり、皮を震わせた音が本体の中を反響し、建物全体で響き渡る。撥が弦をはじく音が私の頭蓋骨にダイレクトに伝わってくる。
これぞ生演奏の醍醐味です。

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とても素晴らしい演奏でした。

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さあ、会場へ出発です。

つづく・・・・・・。

次回(第2回)は風の風伝~小林史佳+須藤雲栄 ライブ in 佐渡 【その2】です。
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http://shamisenplayer.com/
津軽三味線奏者 小林史佳 公式サイト

http://ameblo.jp/fproject/
小林史佳F'projectのブログ

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写真につきましては、承諾を得て掲載しております。
無断で転載等は固くお断りいたします。

2009年07月04日

Crossroads(クロスロード)

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ボツになってお蔵入りしているどーでもいい写真に無理やり何かをこじつけて記事にしようという
シリーズの第2弾です。(前回は「All Along the Watchtower」の巻きでした。)
マニアックすぎるので、興味が無い方はスルーの方向でよろしくおねがいいたします。

上の写真は阿賀野市内にある、東部産業団地「阿賀野テクノタウン」という、ある意味ウイットと
アイロニーに富んだネーミングを冠した超広大な何~んにも無いだだっ広い場所のすみっこにある交差点です。
何にも知らない人が何かの拍子でここに紛れ込んでテクノタウン(笑)の中心に立ったとしたら、
いったいここはいつどこで何の場所なのか、理解できる人は皆無だと思われます。

・・・・で、その写真をHDRにしてみました。出来は「う~~ん」(笑)ですが。
一応クリックすると、大きな画面に飛びます。

交差点というか十字路といえば、ロバート・ジョンソンの「クロスロード(Cross Road Blues)」
という曲を思い出します。
「クリーム」がカバーした曲が有名ですね。クリーム版は題名が「Crossroads」

ロバート・ジョンソンには「クロスロード伝説」というものがあるのですが、
難解で暗示に満ちた「Cross Road Blues」の歌詞の内容と、当時としては驚異的なギターテクニックによって、「十字路で悪魔に魂を売り渡して引き換えにテクニックを身につけた」という伝説が広まったらしいのです。

十字路(クロスロード)は全世界のいたるところで宗教的・民俗学的に象徴的重要性を持つシンボルなのですが、ロバート・ジョンソンの「クロスロード伝説」はアメリカ南部のヴードゥー教が下地にあるものと考えられます。

その「クロスロード伝説」をもとに「クロスロード(Crossroads)」という映画も作られました。
(1987年、ウォルター・ヒル監督、ラルフ・マッチオ主演、ライ・クーダー音楽)

この映画はいわゆるロードムービーという形式をとったボーイミーツガールものであり、
少年が人生の師と出会い何かをつかんでいくといった成長物語でもあるのです。

映画のあらすじは・・・
ジュリアード音楽院でクラシック・ギターを学んでいた少年ユジーンは、ほんとうはブルースが好きでロバートジョンソンの「クロスロード」の歌詞にも出てくるブルースマン、ウイリー・ブラウンの所に押しかける。2人は失われたRJの30曲目を探すためミシシッピに向かう。途中で女の子との出会いと別れによる悲しみからブルースの極意をつかんだり(笑)して。かつてウイリーが悪魔と契約した十字路に着くと、悪魔が現れ、ユジーンは、ウイリーを助けるため、悪魔の手先のギタリストと勝負する。ギター対決はユジーンが勝利し、悪魔は契約書を破る。ウイリーの魂は自由になった。・・・・・という、ハチャメチャなお話。

この映画の最大の「オチ」というか、「みどころ」は最後のギターバトルで少年ユジーンはどうやって悪魔の手先であるスティーヴ・ヴァイ扮する超絶技巧のギターマンに勝つのか?・・というところ。
もう話が破綻してるとか、何じゃこれはと怒る人もいるかもしれません。
でも、この驚愕のラストには「ほんとうに大切なものはどこにあって、それは何なのか?」
ということが込められてるのです。それは・・・・・

映画『クロスロード』のギターバトルシーン。
Crossroads movie
ラストでユジーンが弾いた「パガニーニの24のカプリース」は誰が弾いてるかは諸説あって、
スティーヴ・ヴァイの吹き替えだとか、ライ・クーダーが弾いてるとか、著名なクラシックギタリスト
が弾いてるとか、いろいろあるみたいです。

ロバートジョンソンオリジナルをリズミカルにアレンジしたブルース弾き語り。Blues Cat(笑)
Crossroad blues

クリームのカバーのカバーをCHARバージョンで。
Crossroad by CHAR

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2009年04月28日

All Along the Watchtower(見張り塔からずっと)

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ネタがないので、前に作ったはいいけどブログにアップしなかった
写真を引っ張り出してなんか適当にインスピレーションしたものを
記事にしようという試みです。
この写真はNTTのアンテナ塔なんですが、
これをじっと見て思い浮かんだのが・・・・

「All Along the Watchtower(見張り塔からずっと)」という曲。
ボブ・ディランの昔の曲です。
たった3つのコードからなるシンプルな曲と難解な詩。
コードはAm(577555)→G(355433)→F(133211)→G(355433)
の単純なくりかえし。(原曲は4capoほどキーが高いです。)
とても単純なので弾き語りは簡単です。
でも、歌が難しい。というより、英語が難しいw。

この曲はとても多くのミュージシャンにカバーされています。
少し前のイギリスのギター誌「Total Guitar」の
世界で一番素晴らしいカバー曲というランキングの一位に
にジミ・ヘンドリックスのAll Along the Watchtowerがえらばれました。
この曲はジミヘンのオリジナルだと思ってる人も多いと思います。
それほど完成度が高くて、ボブディラン本人さえも彼のアレンジを気
にいっていて、後にカバーのカバーみたいな感じで演奏しています。

Youtubeを見てみるとジミ・ヘンドリックスを筆頭に、
ブルース・スプリングスティーン、U2、エリック・クラプトン、レニー・クラビッツ、
ブライアン・フェリー、ニール・ヤング、パール・ジャム、マイケル・ヘッジス、
グレイトフルテッド、デイブ・マシューズなどのカバー曲の映像を見ることが出来ます。
上記以外にも、プリンス、ポール・ウエラー、西岡恭蔵などもカバーしています。

なぜ、こんなに多くのミュージシャンがカバーしているのか???
それは、ズバリこの曲の「歌詞」にあると思います。
ボブ・ディランの「言葉の力」に多くのミュージシャンが魅せられるのだと思うのです。

詩は一見難解で、一体何を言ってるのだろうというような歌詞です。
でも、実はとても奥が深い~歌詞なのです。
There must be some way out here
(ここから抜け出す方法があるはずだ。)
から、はじまり、
The wind began to howl
(風がうなりをあげ始めた。)
で終わる。
物語的には何も起こってはいないのですが、寓話的で、視覚的で、暗示に充ちた、
当時のボブ・ディランが置かれた立場や考えをこめた内容なのです。
それは、ミュージシャンたちに共通の、ある種普遍的なエモーションをもたらすのでしょう。

All Along the Watchtowerについての詳しい解説は下記ページをご覧下さい。
Youtube動画で覚えよう英語の歌詞

本人も含めていろんなカバー曲の中で一番の決定版はジミへンのやつですが、
一番最初のオリジナルが、やはりいちばん好きです。

Youtubeではいろんなミュージシャンのバージョンが見れますが、
もちろん、アマチュアの演奏も沢山アップされています。
その中で、一番気に入ったのが下。
ジミへンバージョンと思われますが、アコースティックのツインギターです。
かっこいいーーーーー!

youtube

【YouTubeの埋め込みタグをXHTML validにする】

MTブログにYoutubeを貼り付けているかたも多いと思いますが、
ほとんどの場合、HTML Validatorなどではエラーが出てるはず。
なぜならば、Youtubeの埋め込みタグだと「embed」タグを使っていて、
それだとXHTMLに準拠していなくて、
W3CのチェッカーでValidにならないのです。

そこで、「embed」タグを使わないカスタマイズをしてみました。
特殊文字を実体参照して表示させるのと
「object」タグ内に等価な内容を指定する。
タグをスラッシュで閉じるのも忘れずに。
これでめでたくValidです。HTML Lint Gateway も100点。(Permalinkは99)
こうしなくても表示はされるんですけどね。
そうしないと左サイドバーのバナーがウソになっちゃうんで・・・。

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