2008年02月25日

花簪の蕾

花かんざしのつぼみの写真です。
今日は久しぶりに天気もよく、ホームセンターへ行ったついでに鉢植えの花を買ってきました。
花かんざしは蕾がかわいいですが、花が咲くと菊みたいな花が咲くそうです。
花が咲くのが楽しみです。
hanakannzasi01.jpg
Nikon D70S TAMRON 17-35 f2.8-4 (17mm f2.8 1/160 +2)

hanakanzasi02.jpg
Nikon D70S Nikkor 35-70 f3.3-4.5 marumi MC+3(70mm f4.5 1/60 +1.3)

hanakanzasi03.jpg
Nikon D70S Nikkor 35-70 f3.3-4.5 marumi MC+3 (50mm f5.6 1/60 +1.3)

hanakanzasi04.jpg
Nikon D70S Nikkor 35-70 f3.3-4.5 marumi MC+3 canon240
(70mm f5.6 1/60 +1)

(すべてノートリミング、Nikon View 6、GIMP使用。)

2008年02月24日

GIMPに転向?

フォトレタッチの記事がだんだん複雑になり、よくわからない、つまらない、とのご指摘が以前からあり、ちょうどネタも尽きてきたかなと思ったところへ、無料の高機能グラフィックソフト「GIMP」を使う機会があり、使ってみたわけですが、昔一度使ったことはあるのですが、そのときと比べて動作もずいぶん安定し、フォトショップに慣れてから使ってみると非常に使いやすい面白いソフトであると気がつきました。機能はフォトショップと比べて遜色ないですし、部分的にはむしろ上回っているところもあるようです。(当然下回ってる部分もあります。)
値段もフリーですが、GIMPを取り巻く環境もなんかフリーで楽しそうなのです。
拡張機能が豊富で、世界中のいろんな人がフリーで公開しています。
いろんなネットコミュニティーがあり、使い方などを学べます。
・・・というわけで、このブログに使う写真に限って今後しばらく「GIMP」を使ってみることにしました。
いずれ、「GIMP」の面白使い方などの記事が書けたらいいなって思っています。

(参考サイト)

GIMP
http://www.gimp.org/

GIMP - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/GIMP

GIMP2を使おう
http://www.geocities.jp/gimproject/gimp2.0.html


grokken.jpg
先日、コブクロの「蕾」の演奏でイントロとエンディングに使ったグロッケンです。

さっそくGIMPを使ってみました。グラデーションで選択したマスクで背景をFocus Blurでぼかして、擬似的なレンズボケを作ってみました。Focus BlurはフォトショップCSでいうところのレンズぼかしに当たります(使ったことが無いので比較できませんが)。これだけでも価値があります。

2008年02月21日

300万画素2.5型CCDのコンデジでダイナミックレンジの広い画像を作る

ccdsize.jpg
上の写真はデジタルカメラのCCD(受光素子)の大きさの比較です。
CCD(受光素子)とは簡単にいうとフィルムカメラのフィルムにあたるものです。
一番上がフィルムカメラのフィルム面の大きさ。
その下が一般的なデジタル一眼のCCDの大きさ(メーカーによって微妙に違いますが例としてNikon)
その下が高級なコンパクトデジカメやレンズ一体式デジカメのCCDの大きさ
一番下が一般的なデジカメのCCDの大きさです。
参考サイト

比較するとコンデジとデジ一との差は圧倒的に違います。おなじ1000万画素でもデジイチとコンデジの描写力に差があるのはレンズの性能のほかに受光素子の大きさに差があるからなのです。
特に小さいCCDに画素数を詰め込むとダイナミックレンジが低下すると言われています。ダイナミックレンジが低いと影の部分は黒くつぶれ、明るい部分は白く飛んでしまいます。
大きなサイズでプリントする場合、画素数が多いと高精細な写真になりますが、ウェブ上で公開する写真は縮小するわけですから、画素数が大きくてCCDが小さいコンデジは画素数の大きさはあまり有利に働かないということになります。(それを補完する技術を搭載していますが)
やはり、当たり前ですが一眼レフのほうが画像がよいというわけになるのです。

というわけで、本題。
私が持っている古い300万画素,2.5型のCCDのコンデジ、LUMIX DMC FX-1で撮った写真をハイダイナミックレンジな写真に加工するという実験です。シャドーからハイライトまで階調がはっきりしていてコントラストがはっきりしたシャープな写真を目指します。
そこで、以前何度か記事にした露出コンポジットです。(エントリーカテゴリー「フォトレタッチ」を参照)
しかし、これは異常に手間がかかるくせに出来上がりはなんか不自然な感じになってしまいます。
そこで、簡単に自然な感じには出来ないものかと考え、「モノクロ写真」でやってみることにしました。カラーによる不自然さや切り貼りの面倒な手間を省けると思ったからです。

まず、モノクロの画像を作ります。安いコンデジはRAW撮影できないのでシルキーピクスというRAW現像ソフトで擬似的に3段階くらい露出の違う画像を用意して合成します。RAW現像ソフトを使わない場合はフォトショでレイヤーコピーを2つ作りレベル補正で明るめの画像と暗めの画像を作り元画像と合成しますます。
明るい画像レイヤーのシャドーの部分を選択範囲の色域指定で指定して選択範囲を反転させ選択範囲をぼかしてシャドー部分以外を削除します。
今度は逆に暗い画像レイヤーのハイライトの部分を色域指定して選択範囲を反転させ選択範囲をぼかしてハイライト部分以外を削除します。
最後に一番下の元画像と上の2枚のレイヤーを統合すれば出来上がり。
モノクロなので、色域指定で合成できるわけになります。もっと精細にしたい場合はレイヤーの数を増やせばいいわけです。

こんなことしないで、デジイチで撮ればいいじゃん、ということになるわけですが、いつものとおりこれはあくまでも実験です。ただ、デジイチでもハイライト部分は白飛びしやすいですし、輝度差の激しい写真には応用できると思います。

作例:Panasonic LUMIX DMC FX-1で撮影
kurumadome.jpg
kasa.jpg
yukitokuruma.jpg

2008年02月14日

なんかワケワカランカッコイイかんじ?

misewindow.jpg

うちのお店のウインドウの写真です。普通に撮ったままだとダサいので、エフェクターかけまくってなんかワケワカランカッコイイかんじ??にしました。(爆
海外のサイトですが、XEROというところのフォトショッププラグインフィルターをいくつか使っています。この手のフリーのプラグインフィルターが大好きで集めています。どこかいいフリーのプラグインフィルターないですかね?
撮影:LUMIX DMC FX-1 f2.8 1/40

2008年02月12日

男はつらいよの最高傑作は?

昨日、ドラマ「薔薇のない花屋」を見ていたら、池内淳子さんが出演していました。
池内淳子さんといえば、思い出すのは「男はつらいよ 寅次郎恋歌」のマドンナ役。
1971年の作品ですから37年前の作品です。この「男はつらいよ 寅次郎恋歌」は男はつらいよシリーズで私が一番好きな作品です。

私が若い頃、東京で一人暮らしをしているときに駅前の立ち食いそば屋で流れていたラジオでおばちゃん役の三崎千恵子が私の一番好きな作品だとしみじみ語っていたのを思い出します。(りんどうの花の話なんか劇中では天然ボケかましてぜんぜん分ってなかったのに、)

とらやで寅さんが連れてきたよっぱらい相手にさくらさんが「かあさんのうた」を歌うシーン、博さんのお母さんの葬儀の博役の前田吟さんの迫真の演技、博の父がとらさんに語る「りんどうの花」のエピソード、マドンナと寅さんが最後に旅の暮らしについて語り合うシーン、さくらと寅がとらやの二階で語るシーンなど、思い切り泣ける場面とこの作品を最後に亡くなったおいちゃん役の森川信さんと寅さんとのとらやでの抱腹絶倒の絶妙のやりとりや大空小百合ちゃんとの雨の日の五千円札エピソード、喫茶店での5百円札エピソードなど、思い切り笑える場面がたくさん詰まった寅さんシリーズの最高傑作です。それまでの作品のようにただ寅次郎が無様にフラれるのではないというのも特徴です。
そして、この作品はとにかく映像がすばらしい。美しいシーンがとても多いのです。

この作品のテーマは大げさに言うと「魂の救済」なのではないかと思います。
たとえ社会的、金銭的に無力ではあったとしても人を思う気持ち、そしてそれを言葉にすることによって、人は救われるのです。そしてそれはやはり家族によってもたらされる。日常の何気ない生活の中にこそ本当の幸せがあるのだと、そういうことです。

私は寅さんが見たくなるとこのサイトへ行きます。
http://www.yoshikawatakaaki.com/lang-jap/8saku.htm
(第8作 男はつらいよ 寅次郎恋歌)
テキストと写真だけですが、構成の見事さで一度見たことがある作品なら、映像が浮かんでくるとても素晴らしいサイトです。

2008年02月06日

ゼラニウム

しばらくぶりの更新です。
しばらくモノクロの寂しげな写真がトップをかざっていましたので、ひさびさにお花の写真です。
窓辺に咲いているゼラニウムの小さな小さな花を少しかざっておきます。
hana01.jpg
hana02.jpg
hana03.jpg

ここ最近の近況として、こことは別に「同窓会BLOG」をやっているのですが、このブログがなかなかの盛り上がりで、私が管理人なのですが個人のブログとは違って独自のコミュニティーみたいな感じになっています。ここよりもさらに踏み込んでMTをカスタマイズして作っています。このたびブログ上で企画して新年会を行いました。かなりの人数が集まりました。今度雑誌の取材が来るかもしれないとのこと。