風の風伝~小林史佳+須藤雲栄 ライブ in 佐渡 【その2】|ソガネットドットコムBLOG

2011年06月01日

風の風伝~小林史佳+須藤雲栄 ライブ in 佐渡 【その2】

「風の風伝(ことづて)~あいや節のルーツ佐渡小木港に唄う」
三味線プレイヤー小林史桂(こばやし・ふみよし)さんのライブツアー撮影日記、第2回目は、
ライブ当日、リハーサルから開演直前まで・・です。

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会場である佐渡市小木町の「あゆす会館」で準備が行われています。

今回のライブは演者の方、小林さんの事務所であるF'pro、ライブ録音のfontec、照明音響の新潟照明技研さん、ツアー会社さん、などのスタッフ、新潟高橋竹山会の方々や現地佐渡の高野屋酒店さんら協力者の方たちのもと、行われました。

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あとで小林さんから「すべての関わった人に感謝、感謝です。」というメッセージが届きました。小林史桂さんという方はこの人のためなら一所懸命やろうという気持ちが自然にわきあがってくる、そんな方だと思います。

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会場のセッティングも出来上がり、スタッフ打ち合わせ。
そして、このあとリハーサルが始まります。

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さて、私も撮影のリハーサルです。
今回は舞台撮影のために、Ai ED Nikkor 180mm f2.8S という、今はあまり使われなくなった古いレンズをあえて用意しました。
その昔、神のレンズと言われたレンズです。最新のデジタル一眼レフに実戦でどう写るのか!
撮影データを御覧になれば分りますが、ちゃんと写るかどうかぎりぎりのところで撮ってます。
なぜならば、ぎりぎりのテンションに人は感動する。と私は考えるからです。
Full Size 180mm f2.8 1/160 ISO1600

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右ステージ脇に移動。
Full Size 180mm f2.8 1/160 ISO1600

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左ステージ裏に移動。絞りを2段絞って、さらに攻めます。
Full Size 180mm f5.6 1/80 ISO1600

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会場最後尾に移動。
Full Size 180mm f2.8 1/160 ISO1600

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客席最前列に席を確保してもらいました。
ステージにかぶりついて、超広角17mmで撮ってみます。
Full Size 17mm f2.8 1/80 ISO800

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このあと、須藤雲栄先生がリハーサル。曲の冒頭を一節だけ唄って帰られました。あとでお聞きしたら、リハーサルはお嫌いのようで、高橋竹山先生もリハーサルはしなかったそうです。本番せーので1発完璧に決める。昔のジャズミュージシャンみたいです。

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この後、開演寸前なのに、高橋竹育先生と一緒に、あゆす会館に隣接する老人ホームを訪問して、1曲演奏。

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いつ、なんどきでも、笑顔でふれあいを大切にする。
この姿勢は今回の旅の最初から最後まで変わりませんでした。


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会場では席にパンフレットが配られ、開場を待ちます。

つづく~

次回はLIVE!「風の風伝(ことづて)~あいや節のルーツ佐渡小木港に唄う」【その3】です。
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http://shamisenplayer.com/
津軽三味線奏者 小林史佳 公式サイト

http://ameblo.jp/fproject/
小林史佳F'projectのブログ

comments

こんばんは アゴスさん

セッティング、リハというのに
緊張感が伝わってきますね
小林さんの人柄を丁寧に撮られましたね
本番が楽しみです

こんばんは~。
小林さんの公式ブログ見ました~!
アゴスさんの後姿だけだった…($・・)/~~~
>ちゃんと写るかどうかぎりぎりのところで撮ってます
男らしいですね~!うん!!
小林さんをこんなにステキに撮るアゴスさん、
やっぱり超カッコいいです~!!!

こんにちは
素晴らしいですね
ドキュメントとしてもみても
楽しめます

  • 3 伯爵
  • 2011年06月01日 21:23

臨場感ありますね。
老人介護施設への慰問まで、、すごいな~

おととしだったか? 新潟日報夕刊の連載で 挫折をした
時期の話を 読みました。小林さんの。

こうやって 人生や思いが 込められて
音楽にも強い気持ちが現れてくるんでしょうね。

木仙人さん、
セッティング、リハーサル。
ここが大事なんですよね。
その緊張感にドラマがあるんですね。

いづみや女将さん、
ある意味、素人感覚が抜けていないのかも。
プロだったら、きっちりかっちり余裕を持って仕事しないと。

伯爵さん、
ありがとうございます。
事前の打ち合わせの時から、密着ドキュメントで行きましょう!というコンセプトで挑みました。

たぬちゃん、
ありがとうございます。
一見、さわやかですけど、どん底を見てらっしゃるんですよね。
だからこそ、悲しみの音楽である津軽三味線を表現できるのだと思います。

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