2008年08月28日

テンション低いです。

wall_ntt.jpg
オリンピックも終わり、お祭も終わり、夏が早足で去っていくような淋しい今日この頃。
暑い夏が続き、ビールの飲みすぎで胃の調子が悪いです。来週あたり医者に診てもらいに行ってきます。というわけでなんかテンション低いです。
(写真は文章と関係ありません。また、これはなんだといわれても説明できないあまり意味の無い写真です。)

2008年08月17日

久しぶりにお絵かき用のジーンズを履く

lv501.jpg
例のアレのために、久しぶりにお絵かき用のリーバイスを出してみました。
絵の具が付いても大丈夫なようにダメージのある(手縫いでリペアしてあります。)色の抜けた、汚れたズボンです。ウエスト大丈夫でした。久しぶりにHDRです。

2008年07月21日

ひのきの露天風呂:HDR

ひのきの露天風呂

今日、室町さんに撮影した写真のCD-Rを届けて、今回のミッションはコンプリートしました。
昨日は瓢湖で行われた「燈篭流し」の写真を撮影に行く予定でしたが、都合で行けませんでしたので、
今回はひのきの露天風呂の写真をハイダイナミックレンジイメージに加工して、さらに湯気を描画した画像をアップして任務遂行完了としたいと思います。この画像はお渡ししたCD-Rには入ってませんので、よろしかったら直接ダウンロードして使ってください。なお、著作権は放棄しておりませんので、室町さん以外の方の使用はお断りいたします。
画像をクリックするとフリッカーに飛びますので、そこで大きな画像をDL出来ます。

2008年07月17日

村杉温泉「割烹旅館 室町」若女将ポートレイト

村杉温泉「割烹旅館 室町」若女将のポートレイト写真の一部です。

今回は室町の若女将「さくら」さんがご自身のHPのプロフィールに顔写真を載せたい。ということで、依頼が来まして、撮影に行ったのですが、前の記事でご指摘があったように、いろんなシチュエーションでの写真が足りないということについては力不足でお役に立てないことをお許しいただきたいとおもいます。(同行したおしゃれなはんこ屋さんが撮ってるかもしれませんが・・・。)

顔のイメージというのはレンズの焦点距離やアングルによってずいぶん違うものだと実感。
若女将1
35mmで撮影。少し普段のイメージとは違います。

若女将2
75mmで撮影。これが一番普段のイメージに近いです。

若女将3
17mmで撮影。スナップ写真です。

2008年06月15日

こいのぼり大作戦

3-4-s.jpg

瓢湖湖畔・あやめ園の第13回こいのぼり大作戦。阿賀野市の保育園・幼稚園・小学校など子ども中心に作った手作りこいのぼりがたくさん泳ぎます(サッシーさん談)。期間は6/8~15までということでもう終わってしまいましたが(・・・なぜもう終わるんだろう?もう少し長く泳がせておいてもよかろうものを・・・・?)で、その写真をイラスト風にHDR製作。怪しげな雰囲気に仕上がりました。一生懸命作った子供たち、ゴメンナサイ!

2008年06月10日

ハーレーダビッドソンで現れた謎の男

ハーレーダビッドソン(1)
昨日のこと。
うちのお店の前に大きなアメリカンバイクがいきなり横付けされた。バイクを降りたライダーがしきりに店の中を窺がっている。ヘルメットとサングラスで顔は見えない。「やばい!逃げよう!」と0.2秒位頭の中を不安がよぎる・・・・・・。

ハーレーダビッドソン(2)
・・・・・・ヘルメットとサングラスを取ったら、人懐こい笑顔が現れた。情熱大陸さんである。今日はお休みで愛車のハーレーダビッドソンでツーリング、道がてら寄ってくださったのだ。こんなツーリング日和は年に数えるしかないという。
情熱大陸さんは加茂の大きな老舗の桐たんす屋さんの専務で、普段はとても忙しく、日本全国を飛び回っています。

Harley-Davidson:HDR(4)
ハーレー
むさくるしいお店に入ってもらい、まずいコーヒーをお出しして、少し近況などをお話した後、愛車のHarley-Davidsonを撮らせていただきました。ん~~~カッコイイ!!

Harley-Davidson:HDR(3)
また今度、瓢湖のモデル撮影会でお会いしましょう!とお約束(行けるかどうかは未定だが・・)して、お別れです。ハーレーに跨って去っていかれました。

とてもカッコイイバイクを撮らせてもらったので、さらにカッコよく出来るだけナチュラルにHDR加工。
Nikon D70s/17-35 f2.8-4 Silkypics+Photomatix+Photoshop
画像をクリックするとFlickrに飛んで大きな写真がごらんになれます。(4枚目をのぞく)

2008年05月23日

HDRI by Photomatix Pro3

FlickrのMy photostream を見るとハイダイナミックレンジイメージの写真の閲覧回数が多いのが目に付きます。というわけで、以前撮影した画像をHDRI化してみました。
私がHDRIに使用するソフトはPhotomatix Pro3とpicturenaut2.0、そしてPhotoshopで手動による露出コンポジット合成です。英語版のHDRソフトにも何とか慣れてきました。
*画像をクリックするとFlickrに飛んで+ALL SIZESで大きな写真が見れます。

Night view-HDRI-2 by Photomatix
1.↑元画像のRAWファイルを5段階に露出補正して現像、それぞれをNFILTERでノイズ除去、のちPhotomatix Pro3にてなるべくナチュラルにHDRI化、Photoshopにて部分的に手動による露出コンポジット合成で補足。

Night view-monochrome HDRI
2.↑上と基本的に同様ですが、出来上がりをモノクロ化したのではなく、一旦段階露光現像した画像をモノクロ化しHDRI化した画像。

Img0562.jpg
3.元画像の撮影データ:17mm 30秒 F/7.1 ISO200 AWB ノイズリダクションON 、いわゆる長時間露光撮影。撮影に30秒、ノイズリダクションに30秒、撮影時間は合計1分かかります。三脚&2秒タイマー撮影。実際はかなり薄暗い場所なのでマニュアルフォーカス撮影。強い光源をフレームアウトし、フィルターは付けずにフードを付けてフレアを押さえました。ノートリミングノーレタッチ。

2008年05月09日

ポスタリゼーションと輪郭抽出をオーバーレイで重ねる

ポスタリゼーション化した画像とそのコピーレイヤーをつくり、輪郭抽出した後、2階調化して60%くらいのオーバーレイで重ねます。レイヤーを統合したら、カラーの置き換えで各色を調整。
イラスト風画像の出来上がり。
pasta.jpg
Img0489.jpg

2008年04月25日

Photomatix Basic でHDRI

headlight.jpg

HDRI(ハイダイナミックレンジイメージ)作成ソフト、PhotomatixのフリーソフトPhotomatix Basicを使ってみました。車のヘッドライトです。使い方が良く分からない&英語&フリー版のせいなのか、いまいちよく出来なかったので、結局Photoshopで修正。日本語版があればいいのに。

HDRI by Photomatix (2)
(サムネイルです。Flickrに飛びます。)

その後、Photomatix Pro3のトライアル版を入手。小さな画像ならロゴが入らずに使えるという。
つまり、ウェブ上で公開するくらいの小さな画像なら、有料版と同じに使えるわけだ。
で、やってみたのが上の写真。もう少し研究しなければ・・・。

2008年04月24日

そらとチューリップ

昨日チューリップの写真を撮ったら、ストロボのせいで作り物っぽい写真になったので、ちょっと面白いかなというわけで、調子にのって別アングルで撮った写真をいじってもっと作り物っぽくしてみました。へんなCG?みたいになったと思います。・・・だから何なんだ?というエントリーです。
tulip2.jpg

2008年04月22日

モノクロ写真

circle%20blur.jpg
村松公園の夜桜の写真をモノクロ化。
イエローのフィルターを薄く掛け、落ち着いた調子の白黒にして、
あえて、ピントの芯を失わないように円形にブレを加え静かな動きを出してみました。
きれいな写真ではないですが、不思議な感じになったかも。
ネタが無いので、つまらないエントリーです。スルーして下さい。

2008年04月20日

村杉温泉

村杉温泉の神社の桜です。
すぐ横には公共露天風呂があります。(村杉温泉の隠れ名所?)
周りには桜の木があり、桜の季節にはライトアップされ、桜を見ながら露天風呂には入れます。
murasugionsen
NikonVIEW6にてRAW現像、露出コンポジット合成。

2008年03月31日

RAWを段階的に露出現像して合成した写真

 RAWで撮った画像を段階的に露出をずらして現像した写真を5~6枚ほどレイヤーで重ねてそれぞれの適正露出部分を抜き出して合成した写真の最新作です。(こういうフォトレタッチをなんて呼んでいいのか自己流なので自分でもわかりません。何かいい呼び方が無いものか?)
 最近当ブログにコメントを寄せてくださるshockatzさんのブログHDR : ハイダイナミックレンジの光と影ではHDRという手法でとても面白く素晴らしい画像を作ってらっしゃる。HDRの専門家です。ぜひご覧になって下さい。おもしろいですよ。
私のはそのHDRという高度な手法ではなく、かなりアナログ的な手法なのですが、以前からぽつりぽつりとこういうのを作っていました。写真では表現できない暗部からハイライトまで階調を出して非写真的でリアルな不思議な写真を作ろうというのは似てるとおもいます。元画像は去年のポータルサイトサミットに行ったときの写真です。

(写真をクリックすると大きな写真に飛びます。)
2379097111_a6493d2ec1_o.jpg

(元画像)
zzzz.jpg

2008年03月25日

手動露出コンポジット最新作

段階露出した画像の適正露出部分を切り抜いて合成した画像のシリーズ最新作です。
もっとパンフォーカスで撮った画像を使えばよかったかなと反省。
元画像は前の記事の中にあります。
wall.jpg
ロケ地:新潟市古町
(画像をクリックすると大きくなります。)

2008年02月24日

GIMPに転向?

フォトレタッチの記事がだんだん複雑になり、よくわからない、つまらない、とのご指摘が以前からあり、ちょうどネタも尽きてきたかなと思ったところへ、無料の高機能グラフィックソフト「GIMP」を使う機会があり、使ってみたわけですが、昔一度使ったことはあるのですが、そのときと比べて動作もずいぶん安定し、フォトショップに慣れてから使ってみると非常に使いやすい面白いソフトであると気がつきました。機能はフォトショップと比べて遜色ないですし、部分的にはむしろ上回っているところもあるようです。(当然下回ってる部分もあります。)
値段もフリーですが、GIMPを取り巻く環境もなんかフリーで楽しそうなのです。
拡張機能が豊富で、世界中のいろんな人がフリーで公開しています。
いろんなネットコミュニティーがあり、使い方などを学べます。
・・・というわけで、このブログに使う写真に限って今後しばらく「GIMP」を使ってみることにしました。
いずれ、「GIMP」の面白使い方などの記事が書けたらいいなって思っています。

(参考サイト)

GIMP
http://www.gimp.org/

GIMP - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/GIMP

GIMP2を使おう
http://www.geocities.jp/gimproject/gimp2.0.html


grokken.jpg
先日、コブクロの「蕾」の演奏でイントロとエンディングに使ったグロッケンです。

さっそくGIMPを使ってみました。グラデーションで選択したマスクで背景をFocus Blurでぼかして、擬似的なレンズボケを作ってみました。Focus BlurはフォトショップCSでいうところのレンズぼかしに当たります(使ったことが無いので比較できませんが)。これだけでも価値があります。

2008年02月21日

300万画素2.5型CCDのコンデジでダイナミックレンジの広い画像を作る

ccdsize.jpg
上の写真はデジタルカメラのCCD(受光素子)の大きさの比較です。
CCD(受光素子)とは簡単にいうとフィルムカメラのフィルムにあたるものです。
一番上がフィルムカメラのフィルム面の大きさ。
その下が一般的なデジタル一眼のCCDの大きさ(メーカーによって微妙に違いますが例としてNikon)
その下が高級なコンパクトデジカメやレンズ一体式デジカメのCCDの大きさ
一番下が一般的なデジカメのCCDの大きさです。
参考サイト

比較するとコンデジとデジ一との差は圧倒的に違います。おなじ1000万画素でもデジイチとコンデジの描写力に差があるのはレンズの性能のほかに受光素子の大きさに差があるからなのです。
特に小さいCCDに画素数を詰め込むとダイナミックレンジが低下すると言われています。ダイナミックレンジが低いと影の部分は黒くつぶれ、明るい部分は白く飛んでしまいます。
大きなサイズでプリントする場合、画素数が多いと高精細な写真になりますが、ウェブ上で公開する写真は縮小するわけですから、画素数が大きくてCCDが小さいコンデジは画素数の大きさはあまり有利に働かないということになります。(それを補完する技術を搭載していますが)
やはり、当たり前ですが一眼レフのほうが画像がよいというわけになるのです。

というわけで、本題。
私が持っている古い300万画素,2.5型のCCDのコンデジ、LUMIX DMC FX-1で撮った写真をハイダイナミックレンジな写真に加工するという実験です。シャドーからハイライトまで階調がはっきりしていてコントラストがはっきりしたシャープな写真を目指します。
そこで、以前何度か記事にした露出コンポジットです。(エントリーカテゴリー「フォトレタッチ」を参照)
しかし、これは異常に手間がかかるくせに出来上がりはなんか不自然な感じになってしまいます。
そこで、簡単に自然な感じには出来ないものかと考え、「モノクロ写真」でやってみることにしました。カラーによる不自然さや切り貼りの面倒な手間を省けると思ったからです。

まず、モノクロの画像を作ります。安いコンデジはRAW撮影できないのでシルキーピクスというRAW現像ソフトで擬似的に3段階くらい露出の違う画像を用意して合成します。RAW現像ソフトを使わない場合はフォトショでレイヤーコピーを2つ作りレベル補正で明るめの画像と暗めの画像を作り元画像と合成しますます。
明るい画像レイヤーのシャドーの部分を選択範囲の色域指定で指定して選択範囲を反転させ選択範囲をぼかしてシャドー部分以外を削除します。
今度は逆に暗い画像レイヤーのハイライトの部分を色域指定して選択範囲を反転させ選択範囲をぼかしてハイライト部分以外を削除します。
最後に一番下の元画像と上の2枚のレイヤーを統合すれば出来上がり。
モノクロなので、色域指定で合成できるわけになります。もっと精細にしたい場合はレイヤーの数を増やせばいいわけです。

こんなことしないで、デジイチで撮ればいいじゃん、ということになるわけですが、いつものとおりこれはあくまでも実験です。ただ、デジイチでもハイライト部分は白飛びしやすいですし、輝度差の激しい写真には応用できると思います。

作例:Panasonic LUMIX DMC FX-1で撮影
kurumadome.jpg
kasa.jpg
yukitokuruma.jpg

2008年02月14日

なんかワケワカランカッコイイかんじ?

misewindow.jpg

うちのお店のウインドウの写真です。普通に撮ったままだとダサいので、エフェクターかけまくってなんかワケワカランカッコイイかんじ??にしました。(爆
海外のサイトですが、XEROというところのフォトショッププラグインフィルターをいくつか使っています。この手のフリーのプラグインフィルターが大好きで集めています。どこかいいフリーのプラグインフィルターないですかね?
撮影:LUMIX DMC FX-1 f2.8 1/40

2008年01月29日

瓢湖PARTⅡ

昨日瓢湖で撮った写真その2です。
モノクロ組写真バージョン。
ただ画像編集ソフトでモノクロにすると少し青っぽくなってモノクロ写真風にならないので、Photoshopで「カラーバランス」「特定色域の選択」を使って印刷されたモノクロっぽ色調にしました。というわけで、正確にはモノクロではなくてカラー写真です。
mn01.jpg
mn02.jpg
mn03.jpg

2007年12月14日

またつまらないものを撮ってしまった。

つまらないもの
もう、最近寒いし、どんよりした曇り空が続くので、写真撮影に行く気がしないので身近にある意味の無いものを撮ったりしています。もともと意味の無いつまらないものなので、普通に撮ってもつまらないものになるだけですので、いろいろといじります。今回は「電力量計」いわゆる”メーター”です。
メーターの部分のカラーを少しを変えて、シールを作って合成、落書きも合成して出来上がり。
だから何なんだ??と言う画像です。また、意味の無いことにエネルギーを使ってしまいました。

ところで、最近交換レンズが欲しくなりました。私は望遠レンズを持っていないのですが、どうも望遠レンズに食指が動きません。以前、銀塩の一眼(MINOLTAとCanon)を使っていたときも、望遠レンズ(安いズーム)はほとんど出番無しでした。というわけで、今一番欲しいのはAF Nikkor 35mm f2かSIGMAの30mmf1.4です。もしくはRICHOのGRデジタル(単焦点のコンデジ)。貧乏人なので、いつになるかわかりません。そのうちに欲しいレンズが変わってしまいそうです。こんなことをしている暇があったら、ネット販売を頑張って稼がなくてはいけません。
といっても、MTブログですから、ブログ更新も大事なんですけどね。


2007年12月11日

タイヤ交換したのに雪が降りません

ガレージ1
先日雪が降ったからスタッドレスタイヤに交換したのに、それから雪が全く降りません。
まあ、降らないのはそれはそれでとてもよいことですが・・・。
よく、県外の方から雪がすごいでしょうといわれますが、私のすんでいる新潟下越地方の平野部は県内でもそれほど沢山雪が降る地域というわけではありません。新潟は南のほうが沢山雪が降ります。(それでも他県から見ればすごく雪が降るほうだとは思いますが・・。)下越地方というのは新潟を3つに縦で割った北のほうを指します。雪の降る降らないもそうですが、言葉や気質、習慣なども他地域とはずいぶん違います。
下越地方のひとはおとなしく、引っ込み思案、お人よしが多いように思われます。どちらかというと東北に近いのかな。
ガレージ2

2007年12月08日

長時間露光で夜のスナップ写真を

夜スナップ
(水原駅駐輪場:クリックすると大きな写真になります。)

最近興味があるのが、夜のスナップ写真。
長時間露光で夜の風景を切り取るのがおもしろい。
夜はいろいろな光で満ちているから。
問題は不審者と思われること。
真っ暗ななかで三脚立ててじっとしているのは明らかにぁゃしぃ。

ライフ
交差点


2007年12月05日

スーパーリアリズムフォトグラフィー(露出コンポジットその3)

露出コンポジットを使った、リアルだけど非現実的な写真の第3弾にして、最終回です。
写真なんだけど絵みたいな不思議な写真、名づけて「スーパーリアリズムフォトグラフィー」(笑)
つい熱中してしまい、貴重な時間を浪費するので、もうこの辺でやめておきます。

bandai.jpg
↑画像をクリックすると大きな画像が見れます。(信濃川のウォーターシャトルから見た万代橋)

(露出コンポジットとは)
Googleで「露出コンポジット」を検索すると・・・・・。

関連記事
露出コンポジットPLUS
やりすぎ露出コンポジット?
アンダーとオーバーをPhotoshopで合成する

2007年12月04日

露出コンポジットPLUS

引かれる方も多いかもしれませんが、面白がってくれる方もいるので、
露出コンポジットを元に、さらに加工した画像処理その2弾です。
リアルなんだけど、どこか非現実的な画像を目指しました。
コルト
露出コンポジットを元に、フィルターレイヤーをいくつか重ねました。
eki.jpg
上の画像は、細かいので小さい画像だとわかりにくいので、画像をクリックして大きくして見てください。
(水原駅連絡橋から見た駐輪場)
関連記事
スーパーリアリズムフォトグラフィー(露出コンポジットその3)
やりすぎ露出コンポジット?
アンダーとオーバーをPhotoshopで合成する

2007年12月02日

やりすぎ露出コンポジット?

2つ前のエントリー「アンダーとオーバーをPhotoshopで合成する」で言及したやり方を「露出コンポジット」
というらしい。
一枚の写真ををRAW現像ソフトで段階露光し、白く飛んだり、黒くつぶれたりしていない何枚かの画像ファイルをPhotoshopでレイヤーで重ね、適正露出部分を手作業で切り取り、貼り付けして合成するという方法です。(重ねあわせたレイヤーを上から不要な部分を削っていくという方法もあります。)
つなぎ目をわからないようにするのが肝心です。
そこで、前回よりももうすこし、踏み込んで(枚数を増やし)やってみました。そうしたら、やりすぎてしまったのか、なんか不自然(不思議)な絵みたいな画像になりました。本当はもっとリアルな感じにしたかったのですが、しかたありません。もう少し丁寧な作業と元写真のレベルを上げなければならないようです。

parking.jpg
parking2.jpg元画像
gosintou.jpg
gosintou2.jpg元画像

関連記事
スーパーリアリズムフォトグラフィー(露出コンポジットその3)
露出コンポジットPLUS
アンダーとオーバーをPhotoshopで合成する

2007年11月29日

アンダーとオーバーをPhotoshopで合成する

明暗差が極端にでる写真、例えば下のような写真。
快晴で日なたと日陰のコントラストがくっきり出る写真の場合、神社の部分に露出を合わせると門の部分が真っ黒につぶれてしまいます。逆に門の部分に露出を合わせると神社の部分が白く飛んでしまいます。中間の露出にすると、全体的にもやもやした低コントラストで彩度の低い写真になります。その画像をただ単に補正しても画像が劣化して汚くなるだけです。
どうしたらよいでしょう?そこで、表題の「アンダーとオーバーをPhotoshopで合成する」という方法の出番です。
まず、アンダー(露出暗め)とオーバー(露出明るめ)の2種類の画像をRAW現像ソフトで現像して用意します。(写真はRAWで撮ることが前提)
111.jpg
222.jpg
フォトショップで2枚の画像をレイヤー(通常)で重ね、上に重ねたレイヤーの不要部分を削っていきます。
もう少し具体的に言うと、まずアンダーの画像、そしてその上にオーバーの画像を重ね、白く飛んでしまったところを削除していきます。削除の方法は単に消しゴムツールで消すと境目がきれいになりませんので、クイックマスクを使ってグラデーションの選択範囲を作ったりして消していきます。
できれば何枚もレイヤーを作って透明度変えながら各パーツごとに消していくのが良いと思います。
最終的に基本の補正と、部分焼きなどで微調整して出来上がり。
333.jpg
黒くつぶれた部分と白く飛んだ部分が無くなりました。
ただし、これだと全体的にくっきりはっきりきれいになりますが、面白みのない写真になる危険性があります。それにこんな手間のかかることはたいへんです。明暗差をあえて生かした個性的な写真を撮るのも、もうひとつの方法かと・・・。

*この方法はある有名なプロの写真家が雑誌で言っていたのを読んだことがあるので、それで自分もやってみようという、そういうわけです。

関連記事
スーパーリアリズムフォトグラフィー(露出コンポジットその3)
露出コンポジットPLUS
やりすぎ露出コンポジット?

2007年10月27日

写真に文字を入れてみる。

datemegane01.jpg
写真に文字入れする場合、まずフォントを選び、色を選びますが、この色を何にしたら良いか迷ってしまいます。そこで、私が良くやる方法は画像の中の色の一部の色を使うということです。写真の中から任意の部分をスポイトツールでえらび、フォントのカラーにするわけです。これで写真を全体的に統一したカラーイメージで作れます。ただ、文字が埋没しないように、背景との濃淡差に注意して色を決めます。文字の周りにふちをつけたり、立体的にしたりして飾りをつけるのはあまりクールじゃないので好きではあrません。
文字入れにはスペーシング(文字と文字の間の間隔)と配置がとても重要だとおもいます。私はお手本にするとても大好きなグラフィックデザイナーがいるのですけれども、
REID MILESという昔のBLUE NOTE RECORDSのジャケットを手がけていたデザイナーで、少ない色数と大胆で絶妙なフォントの配置で表現するレコードジャケットのデザインは現在の基準で言っても、とてもおしゃれです。最近チルドパックのコーヒーのデザインにも使われました。コンビニで見かけた人も多いんじゃないかな。

2007年10月21日

アニメーションGIFその2:指さし検索アイコン

●ノーマル
yubi.gif
●スペシャル
yubi2.gif
検索窓にキーワードを入れてボタンを押すアニメーションを作りました。
よく、テレビのCMなどで最後に出てくるアレです。
○○で検索!ポチッっていうヤツです。
もし作って欲しい方がいましたら、作ります。コメントに入れてください。

2007年10月10日

★アニメーションGIF

anig.gif
●アニメーションGIFファイル:64Kバイト(QVGAサイズ)

文字が動くだけの簡単なアニメーションGIFを作ってみました。

アニメーションGIFとは複数の画像をひとつのファイルにまとめパラパラマンガみたいに見せることをいいます。またアニメーションGIFの良いところは動画なのに普通の画像ファイルと同じように扱えることです。
しかも、ファイルサイズが軽い。上の画像は64KバイトのGIFファイルですのでそんなに重くなりません。

以前私は携帯電話の待ち受け用のアニメーションGIF専門のサイトを3年間くらい運営していました。
当時の携帯電話はドコモで20Kが限界でしたので、写真は使わずイラストを使い減色してもっと軽くしていました。(暇人なので、かなり凝ったアニメーションGIFを作っていました。)

作成ソフトはフォトショップエレメンツを中心に今は亡きフリーソフトのAnimation GIF makerを組み合わせて作っていました。アニメーションGIFを作成するのにフォトショップエレメンツはとても使いやすいソフトです。ただ、各コマの時間を指定できないのでAnimation GIF makerと併用する必要がありましたが・・。
今アニメーションGIF作成のフリーソフトといえば「Giam」があります。

ホームページに使用する場合、動く画像があるとうるさくなって見づらいので、現在自分のホームページには基本的には使っていませんので、最近は作ることがなくなってきました。

2007年10月07日

★モノクロ写真

デジカメで撮った写真をモノクロにする場合、ただ単にグレースケールに変換、もしくは彩度を下げるだけではなんかもやもやした写真になってしまいます。コントラストを上げたりしたら、白とび&暗部のつぶれが起きてしまいます。そんなときはどうするか?私はレイヤーコピーを作って乗算で重ね、透明度のスライダーをを調節してちょうど良い画像にします。階調を失わず濃淡のはっきりした画像になったでしょうか?
もっとも、パソコンのディスプレイによってははっきりわからない場合が多いわけですが・・・。
*ちなみに元画像が暗すぎる写真は複製レイヤーを「スクリーン」にします。

●瓢湖音楽祭より
mono01.jpg

●すいばら駅の裏にある木
mono03.jpg

2007年10月03日

★古いプリントみたいなデジタル写真

新しいデジタル写真を古くて色あせ傷ついたプリントみたいにするレタッチです。
フォトショップで作成しました。(エレメンツでも作成可能です。)
少しやりすぎの感があり、もうすこし自然な感じにできればよかったのですが・・・。
なお、作成手順を説明しようとしましたが、複雑なので断念。(要望があれば解説の記事を書きます。)
元画像は私の友人のプロカメラマンが撮った当店のイメージモデル写真です。

oldpic.jpg

元画像
oldpic2.jpg

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2007年09月28日

★魚眼レンズ??

gyogan2.jpg
gyogan.jpg

フォトショップでフィッシュアイレンズで撮影したような画像を作ってみました。

1.画像はトリミングせずに画像解像度を縦横比を変えずに正方形にします。
2.カンバスサイズを1.5倍くらいにして余白を付けます。
3.フィルター→変形→球面でパラメーターを100%にして実行します。これを2回繰り返すと画像は丸くなります。
4.余白部分を選択して黒で塗りつぶします。
5.複製レイヤーを作り、フィルター→描画→照明効果のスポットライトをごく薄く重ね、周辺部の光量落ちを表現します。
6.画像が劣化してボケが出ますので、基本的な補正をします。

*これはアゴスのオリジナルメソッドです。転載は構いませんができればリンクしてください。

2007年09月27日

★鈴木英人みたいな画像:その2

昨日の記事の続きです。少し丁寧に作ってみました。

komorebi.gif
komorebi-s.jpg

2007年09月26日

★鈴木英人みたいな画像をつくる。

鈴木英人というイラストレーターをご存知ですか?80~90年代にすごく人気のあったイラストレーターで、おしゃれな画風で、私も部屋にポスターを貼ったりしていたものでした。
デジタルで画像を加工できる時代になって、フォトショップで手軽にソレ風の画像を作ることが出来ます。
まず、元画像を「明るさの中間値」と「ポスタリゼーション」で加工します。「複製レイヤー」を作って「輪郭抽出」「2階調化」して「ソフトライト」で重ねます。以上で出来上がり。細かいパラメーターでずいぶん変わるので、いろいろやってみて調整してみてください。

eijin.gif
siijn2.gif

2007年09月19日

★実験シリーズ/スキャン画像の補正

カタログなどの小さな画像をスキャンして画像を綺麗にする実験です。
scan03.jpg
*まず、どうしても上のようなカタログの写真を取り込んでホームページに載せたい。
・・なんて場合どうするか。(タバコは大きさの比較のためです)
私が使ってるのはCanonの古いスキャナーです。フォトショップで読み込みます。
スキャンする前に設定で「解像度300dpi」、「モアレ低減」に、プレビューを見ながら「トーンカーブ」と「ヒストグラム」を調整してスキャンします。
scan01.jpg
*上の写真はカタログをスキャンした写真、全体的にもやもやして色調も変、ゴミも写っています。
この写真をphotoshopで修正していきます。

1.調整レイヤーで「レベル補正」、「トーンカーブ」「特定色域の選択」で調整。
2.モードをLabカラーにしてシャープにします。(過去記事を参照)
3.背景を範囲指定して明るさを上げて飛ばします。境界が目立つので範囲指定の境界をぼかしてガウスぼかし。
4.画質アップのため、複製レイヤーを2つ作り、それぞれ秘密のフィルター(空間系)を掛け透明度を下げ重ねます。
5.スタンプツールでゴミ取り、部分ぼかし、シャープ、焼きこみ、覆い焼きなどで部分的に丁寧に修正を加える。

*ごちゃごちゃ難しそうですが、スキャン時のdpi設定と基本的な画像補正、そして背景をとばすという点だけでもよろしいかと。

・・・・で、出来たのが下の写真です。そんなに綺麗にはなりませんでしたが、小さなカタログの印刷画像ではこれが精一杯です。現物があればカメラで撮ったほうが良いのは言うまでもありません。・・・・という結果になりました。

scan02.jpg

この商品は当店で取り扱っています。
キャラクタークロック
トトロR769 21,000円
そが眼鏡時計店

2007年09月13日

★空を青く写す実験

青い空の写真を写すには大体以下の方法があると思います。

1.順光で撮る。
2.アンダー気味に撮る。
3.カメラの設定を変える。
4.PLフィルターをつかう。
5.RAW現像&フォトショップで調整する。

・・・・・・そこで、実験してみました。

skyblue.jpg

まず、各写真とも、絞り優先オートF8、ISO200、WB晴天、RAWという条件で撮影しました。

(1)の写真は太陽のある側の空です。逆光に近い、斜光です。空が白く飛んでしまいます。
(2)の写真は太陽と反対側の写真、空は全体的に青いことがわかります。
(3)の写真はカメラの設定を変えて撮った写真(モードⅢa、階調やや強め、彩度強め、輪郭強調強め:NIKONの場合)です。少し青が綺麗になりました。*ただ単に風景モードとかにするだけも違いが出ます。
(4)の写真は(3)の状態で露出補正を-0.7にしてみました。空の色が濃くなりました。
(5)の写真は(3)の状態でPLフィルターを使用しました。小さい画像なので一見(4)と同じように見えますが、メリハリのある色になりました。
(6)の写真は(5)の写真をRAW現像時にマイナス補正、フォトショップの調整レイヤーでレベル補正、トーンカーブ調整、特定色域の選択で調整しました。

わかりやすいように少し大げさにしましたが、たとえば少し斜光気味にしてみるとか、カメラの設定も微妙にパラメーターを調節するとか、PLフィルターも一番暗いところからすこしはずすとか、フォトショップでのレタッチも控えめにするとかすればもっと自然な感じになるかと思います。

skyblue-b.jpg

2007年08月25日

ティルト効果をフォトショップで作る(ミニチュアみたいな画像)

gozu2.jpg
2006年度木村伊兵衛賞を受賞した本城 直季というフォトグラファーの写真を見たことがありますか?
大判カメラのアオリ(ティルト)を利用して擬似的に被写界深度の浅い写真を撮り、実際の風景や人物などをミニチュアのように見せる手法の写真が有名です。数ヶ月前のアサヒカメラにも載っていました。
というわけで、擬似的にフォトショップで作れないか・・・・?というわけで作ってみました。
なかなか俯瞰の写真が無かったので春に五頭山へ行ったときの写真を使って作ってみました。
やり方は門外不出(ウソ、説明が面倒なだけ)なので、簡単に言うとフォトショップのクイックマスクとグラデーションツールを使ってぼかしを作り、照明効果と彩度およびトーンカーブで自然な感じをなくす。というものです。本当は建物や人工物を俯瞰で撮るとそれらしくなるのですが・・・・。

ちなみに、元画像。
gozu.jpg


2007年08月18日

記憶の中の空

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猛暑日が続きましたが、ようやく暑さもひと段落、ふと空を見上げると抜けるような青い空。
ついカメラを向けて撮影しまいますが、出来上がった写真と撮影したときのイメージは違うものになってしまいます。そんなとき、フォトレタッチをするわけですが、私はなるべく元画像を変えてしまわないように注意しつつ微妙に少しづつレタッチします。フィルター一発でドン。みたいな事は決してしないようにしています。フィルターはレイヤーやマスクを使って薄く薄く重ね時には部分的に補正します。記憶の中の空に近づけるために、頭の中のカメラにも風景を焼き付けておくことにしています。

撮影データ : Nion D70s 17-35 f2.8-4、 1/250 f11 -0.7
使用プラグインフィルター : XERO BAD DREAM 、XERO CLARITY

★お遊びでリバーサルフィルム風の枠を付けました。

augustsky2.jpg

2007年08月05日

Jtrim:フリーソフトを使った画像作成(3)、バナーを作ってみる。

 Jtrimというフリーソフトを使った画像作成その3回目にして最終回です。
今回はホームページやブログのバナーを作ってみようとする実験です。
本来単純な機能しかないJTrimはこういう加工をするには少し無理がありますが、あえてやってみることにします。もっと高機能なソフトをお持ちの方はそちらをお使いになる方が早くてよい画像ができると思います。

bn02.jpg

まず、最終的に800*180ピクセルのバナーを作るとします。以下製作手順です。

1.最初にバナーに使う写真を用意し、イメージ→リサイズで高さを180ピクセルにして編集→コピーします。

2.ファイル→新規作成で800*180ピクセルの白のキャンバスをつくり、編集→合成貼り付けで先ほどの画像を好きな位置に貼り付けます。(写真1)

3.カラー→グラデーションで白と黒のグラデーションを不透明度70%位で塗ります。(写真2)

4.カラー→ヒストグラム→イコライズで階調を整えはっきりした画像にします。お好みでコントラストや明るさを調整してください。(写真3)

5.イメージ→テクスチャー→メタルで30%位の強さでかけます。編集→コピーをしておきます。

6.編集→元に戻すさらに編集→合成でクリップボードから入力にチェックを入れ、透明度を50パーセントにして5の画像を合成します。(写真4)

7.最後にシャープを1か2くらいかけて、文字入れツールで文字を入れて出来上がりです。


●出来上がり例↓クリックすると原寸大になります。(800*180ピクセル)
bn.jpg

2007年07月31日

Jtrim:フリーソフトを使った画像補正、ソフトフィルターと合成

JTrimというフリーソフト(無料ソフト)を使ったフォトレタッチの2回目です。
人物ポートレイト写真など、晴天時に撮影した場合など、顔に影がくっきり
出てしまい硬い感じになります。そんな場合ソフトフィルターをかけます。
JTrimの場合「ソフトレンズ」というフィルターがありますが画像を小さく
リサイズ(縮小)した場合は効果がかかりすぎてボケボケになってしまいます。
そもそもソフトフィルターは画像全体をぼかしてしまうので輪郭も失われてしまいます。
そこで、JTrimの「合成」ツールを使って自然な感じに仕上げてみましょう。
「合成」はレイヤーの超機能限定版と考えていいかと思います。

↓まず、普通に撮った写真です。レタッチしてありません。
soft1.jpg
↓上の写真を「加工→ソフトレンズ」で最小の1でかけた写真です。
輪郭までぼけてしまいました。
soft2.jpg
↓そこで、「ソフトレンズ」をかけた画像を「合成」します。
手順
1.ツールバーの「加工→ソフトレンズ」で数値を2にしてぼかします。
2.ツールバーの「編集→コピー」でこの画像をいったんクリップボードに
コピーします。
3.ツールバーの「編集→元に戻す」画像を最初の状態に戻します。
4.ツールバーの「編集→合成」で、「クリップボードから入力」にチェックを入れ、
「透明度を指定して合成」にチェックを入れ透明度のスライドバーを50%にしてOKをクリックします。
jtrin.gif
*数値は画像サイズと好みに合わせて試行錯誤してください。
・・で、出来上がりが下の写真。
soft3.jpg
考え方としては元画像の上にソフトフィルターをかけた画像を薄くして
重ねるというわけです。
これで元画像の輪郭を失うことなくソフトな画像になったと思います。
この「合成」と「ソフトフィルター」を使った方法はいろいろと応用が利きます。「ソフトフィルター」を他のフィルターに置き換えるだけです。


この写真は当店独自でカメラマンが撮影したモデルさんの写真です。
転用はお断りいたします。

2007年07月29日

Jtrim:フリーソフトを使った画像補正

フォトショップの使い方なんて難しくてわけわからんと叱られましたので・・・・
簡単で高機能なフリーソフト「JTrim」を使った画像補正についてです。WEB用の画像を加工する場合、手軽で綺麗な写真ができるこのソフトが便利です。
撮影時に露出を間違えて暗くなってしまった写真や明るすぎる写真の補正をする場合、ただ単に明るさとコントラストを調整すると階調が飛んでしまい綺麗な写真になりません。
そこでこのソフトの機能でポイントとなるのがヒストグラムのノーマライズです。
まず、露出アンダーになってしまった下のような暗い写真を用意します。
under.jpg
カラー→ヒストグラム→ヒストグラム表示でこの画像のヒストグラムを見てみます。
ヒストグラムというのは画像の中のピクセルが一番暗いところから明るいところにどのように分布しているかがわかります。この写真の場合、暗いところにピクセルが集中しています。
jt01.jpg
そこで、カラー→ヒストグラム→ノーマライズを実行してみると、下のようヒストグラム表示で見ると明るいところにもピクセルが分布されるようになったのがわかります。
ノーマライズとはヒストグラムの分布を引き伸ばす機能です。コントラストが小さいとき有効です。
jt02.jpg
ヒストグラムを修正したら、
・シャドウ・ハイライトの明るさ(明るい部分と暗い部分を個別に調整できる)
・ガンマ補正(全体の明るさを押し上げたり、引き下げたりする)
・RGB補正(レッド、グリーン、ブルーのバランス調整)
・HSV補正(色相、彩度、明るさの調整)
をそれぞれ調整したら、必要に応じてシャープやノイズ除去をします。
最後にJPEG品質をチェックして(品質が低いとノイズが出ますので高くします。ただし、高くすると画像が重くなります。)保存します。出来上がりの写真は↓
jtrim.jpg

2007年07月28日

アンシャープマスクのかけ方

せっかく撮った写真のピントが少し甘かった場合、どうしますか?
フォトショップのアンシャープマスクをかけますね、ふつう。
ですが、少し待ってください。アンシャープマスクはピクセルのコントラストを高めてシャープに見せるわけですが、すべてのピクセルに対して処理を行うため、余計なところまでシャープにして画質が劣化してしまいます。

そこで、通常のRGBモードと8bitではなく、Lab カラーモードと16bitにカラーモードを変更します。なぜかというとフォトショップではレタッチすればするほど画質は劣化するのですが、それをなるべく抑えるために、色空間が広いLab カラーモード、色深度が深い16bitにするわけです。
それから実際にフィルターをかける場合はチャンネルパレットを使います。
Lab カラーモードでは、色そのものと関係ないチャンネルがあるのでそれを利用するのです。
色情報(a)(b)のパレットにはぼかし(ガウス)をかけ、輝度情報(L)のパレットにアンシャープマスクをかけます。(ただし、加減は画像サイズや画像そのもの、好みによって違うので試行錯誤しなければなりません。)こうすることによって色むらがない自然なシャープさになるというわけです。保存はRGBモードと8bitに戻します。


写真は少しピンボケで撮影した画像をレタッチせずにそのまま縮小したものが上の画像。
下の画像がレタッチしたものですが、わかりやすいように少し大げさにしました。実際はもう少し抑え目にしたほうが良いと思います。
*シャープな画像は斜めの線がギザギザになる傾向がありますので、下の写真の一部に上の写真の一部をレイヤーで重ねてあります。(ファインダーの枠の部分)

BEFORE
boke1.jpg
AFTER
boke2.jpg

(CANON DEMI)

2007年07月27日

LOMOで撮ったような写真・・その2

lomo02.jpg
昨日のエントリーでは「LOMO」で撮ったような写真をフォトショップのプラグインで作る実験でしたが、今日はLOMOで撮ったような写真を作るフリーソフト「Lomo-like」を使っての写真です。使い方は240*240picの画像を用意してドラッグアンドドロップするだけ。今回は先月のe-ねっと阿賀野塾の慰労会の写真を使ってみました。どうでしょう?

ソフトのダウンロードは・・・・ ショックワイズドットコム 普通の写真をロシア製のトイカメラで撮影したようなノスタルジックな 写真に焼き直しすることができます。 トイカメラの味とも言える「周辺光量落ち」「甘めのピント」「青み」 「鮮やかすぎる発色」「プリズム現象」「色ズレ」等を再現しているつもりです。 ドロップする度に結果は気まぐれに変化しますので、どんな写真に なるかは運次第です。(カメラといっしょですねw) ついでに角を丸める機能もついています。 ブログなどの写真にちょっと工夫してみてはいかがですか? (公式サイトより引用)

2007年07月26日

なんかむしあつい:LOMOで撮ったような写真

sky.jpg
今日は写真加工について。LOMOで撮ったような写真にチャレンジ。
「ToyCamera」(pentacom.jpで入手。)というフォトショップのプラグインフィルターを使用しました。
ただ、このフィルターだとただ周辺光量が足りないだけの写真になってしまうので、
ヒストグラムでレッドとグリーンを強くし、薄くノイズを加え、彩度をほんの少しおとしました。
少年時代のあの・・むし暑かった夏の日、そんなイメージのつもりです。
sky06.jpg