心の旅-未来へ- 史佳Fumiyoshiライブ その2(本番編)|ソガネットドットコムBLOG

2012年01月24日

心の旅-未来へ- 史佳Fumiyoshiライブ その2(本番編)

新潟日報創刊70周年記念
史佳Fumiyoshi 三味線新世代スーパーライブ2012
心の旅 -未来へ-
in ゆーとぴあ コンサートホール

【出演】

史佳 Fumiyoshi (Syamisen)
新潟に拠点をおくブレイク中の津軽三味線プレイヤー。

長岡成貢(P,Syn)
有名ミュージシャンへの楽曲提供やプロデュースなどを手掛ける。

庄司 愛(Vn)
新潟を代表するヴァイオリニスト。
トリオベルガルモ、新潟ARSNOVAのメンバーとして活躍。

美咲  (Vo)
長野県松本市に生まれ現在八ヶ岳に拠点とするシンガー。

松木靖明(VJ)
VFXスーパーバイザー/監督/VJ/舞台演出/構成作家/など多彩な活躍。

高橋竹育(syamisen)
新潟高橋竹山会の会主
史佳さんの母上。

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昨日のリハーサル編に引き続き、上記ライブ写真撮影のお仕事その2です。

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満員の新潟市りゅーとぴあコンサートホール。
第1部/三味線が紡ぐ音の旅路
第一部は史佳 Fumiyoshi の津軽三味線の独奏。
素人の私がこんなことを言うのもなんですが、この津軽三味線の「独奏」というスタイルは初代高橋竹山師が定着させ芸術の域にまで高めた(それまでは三味線は歌の伴奏のための楽器だった)と言われています。つまり、決してトラディショナルなだけのスタイルでは無くて、当時としてはイノベーションだったと言えるのです。高橋竹山のすごいところは新機軸を打ち出して新たなる価値を創造したところだと思います。

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史佳さんが登場したとき、そのヘアースタイルに観客席からどよめきが起こりました。
私が思うに、これは自己変革のひとつ現れ、これから新しいチャレンジをしていくんだという決意の表れだと思うのです。そんなFumiyoshiさんを応援せずにはいられません。

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第1部のラストは即興曲。津軽三味線の醍醐味、自由にそしてあらん限りのテクニックと魂をつぎ込む独奏・・インプロビゼーションです。

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佐渡でのライブのラストで意識が飛びそうになって演奏したエピソードを大型スクリーンの映像を交え紹介してました。その時使われていた写真は私が佐渡に同行した時の写真です。
http://soga-net.com/blog/2011/06/live.html

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第2部の最初は世界的に活躍する映像クリエイター松木靖明氏の映像作品をバックに
ヴァイオリンの庄司 愛さんとのデュオです。史佳さんの着流しが粋で素敵です。

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三味線という楽器は元来絶対的なピッチ(音程)で演奏する楽器ではありません。
唄い手や他の和楽器と相対的に音を合わせて演奏する楽器です。
三味線をよく見るとヘッドの部分に独奏の時には無かったクリップオンチューナーが取り付けられています。ヴァイオリンに音を合わせるためでしょうね。ヴァイオリンも三味線も両方ともフレットの無い弦楽器。これがなかなか合うんですよね。ただし、それは西洋的なハーモニーとかでなく「ゆらぎ」みたいな、ここちよく、なつかしいものだと私は感じました。

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第2部の後半はさらに衣装を変えて、「JIN/仁」の音楽で有名な長岡成貢さんが参加。壮大なシンセサイザーと三味線の融合です。三味線にストラップを付けてスタンドでの演奏です。

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第2部ラストはシンガー美咲さんを迎えて宇宙(そら)の花という曲を演奏。ここだけの話、正直いうと、この曲が一番良かったです。もうすでになにかのテーマソングになってるんじゃないかというレベル。素晴らしかったです。

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アンコールは特別ゲスト、史佳さんのお母さんである高橋竹育先生との合奏による即興曲。
竹育先生の確かな技術と気持ちの三味線の素晴らしさに気が付きます。そのうえで
史佳さんの三味線がすごくリラックスしています。
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アンコール最後の曲、史佳さんが一番思い入れのある曲「津軽じょんがら中節」を演奏し終えて、オーディエンスにあいさつする史佳さん。ふと一瞬上を見つめます。そう、たぶん未来を見つめているのでしょう。その顔にはまだ満足感は見受けられません、たぶんまだ旅の途中なのでしょう。

一音楽ファンとして、史佳さんのファンとして、これからのご活躍をお祈りします。

*このあと、スタッフ打ち上げに参加させていただきましたが、超一流の方々のお話は面白いですね。
とてもためになりました。

Nikon D700
SP AF17-35mmF/2.8-4 Di LD Aspherical [IF]
Ai AF Nikkor 50mm F1.4D
Ai AF Nikkor 85mm F1.8D
Ai-S ED Nikkor 180mm F2.8
Ai AF Nikkor ED 300mm F4S(IF)

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史佳 Fumiyoshi 三味線新世代 スーパーライブ 2012② from TWINS BLOG

1月21日、りゅーとぴあコンサートホールで行われた史佳 Fumiyoshi 三味...

comments

渾身の!!につられて早速拝見。
すばらしーーー臨場感
音が聴こえそうです。でも実際行きたかったな~~
大きな会場で 素敵な衣装での コラボ、革新的で 美的です!!

たぬちゃんどうもありがとうございます。
最近ブログを書くこと自体が渾身の力が必要と言うか・・。

こんにちは。
アーチストって素敵だなと思います。
行きたかったなあ。
次回こそ(o゜▽゜)o

あいさん、大きい会場は未定ですが、2/12に新潟古町のホテル金寿で生音アコースティックライブがあります。定員50名なので、いかれるようでしたら、お早めに。

こんばんは〜

次の公演に使えそうなポップ、
いいねぇ〜(*^^)v

画像はオールでかい方が
やっぱ迫力あるね!

  • 5 TWINS
  • 2012年01月24日 18:58

アゴスさん、こんばんは!
すごい迫力!!!
お写真の中に静と動を感じます^^
本当に素晴らしいコンサートだったこと間違いなしですね♪
心震わす音楽、私も生でお聴きしたいです*^-^*

こちらにも ガツン と入ってきます。 東京でやらないかしらね、
写真だけで 音が聞こえそうなんですが 

おはようございます^^/

ちこりん星☆から やってきました^^;
1枚目の ポスター風の写真 いいですね!
そして 最後の写真と文章^^ 感動しました!!
>たぶんまだ旅の途中なのでしょう。
さらっと 書けるアゴスさん ステキです^^

  • 8 ちこりん
  • 2012年01月25日 09:48

曽我さん、こんにちは。美咲です。
コンサートではお世話になり、ありがとうございました。
すばらしい写真、ブログですね。音が聞こえてきそうです。

私のブログから、こちらのブログ紹介記事を書かせていただきました。
その際に、私が映っている写真を一点使わせていただいたのですが、何か問題などありましたら、ご連絡くださいませ。
よろしくおねがいします。

  • 9 美咲
  • 2012年01月25日 10:19

TWINS さん、
おおきい写真を沢山使ったので、トップページの記事は2つだけの表示に設定しました。けっこう重くなりますからね。

大きい靴下 さん、
イマジネーションですね。ありがとうございます。
東京でもたまにライブをなさるようですが、今度機会があったら告知します。

ちこりんさん、
はるばるありがとうございます。
文章はさらっとじゃないですよ。
むずかしいです。ブログは写真だけなら簡単だけど、文章が一番たいへんです。

美咲 さん、
先日はありがとうございました。
ブログにご訪問いただきとてもうれしいです。
ここにも書きましたが、ほんとにとても素晴らしい歌でしたね。
ブログに写真掲載の件、承知いたしました。
どうぞお使いください。

ナカシマさん、
どうもありがとうございます。
また来月~4月にかけて何度か小さめのところですがライブがあるようですので、告知いたしますので、ぜひ!

再びこんばんは アゴスさん

すごいですね
変革、チャレンジする姿勢
勇気をいただきました
この場に居たくなる写真の数々です(^^)

木仙人さん、
ありがとうございます。
そういっていただけると嬉しいです。

写真のぞきに来ました。この大きな写真は圧巻です。
その場にいるように感じられます。
そして拍手も聞こえてきます。

笹団子さん、
素敵なご感想ありがとうございました。

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