2009年02月23日
シュールレアリズム
ジェリー・ユルズマンという写真家の作品を本で見まして衝撃を受けました。
モンタージュ手法(マルチプリント)を使って超現実的世界を構築する写真家です。
写真は常にリアリスティックであるという一般概念を裏返しに利用した作品を作っています。
ジェリー・ユルズマンの公式サイト
それをまねしてシュールな写真をデジタルで作ってみました。それが上の写真です。
まねですから、まねなりのものしか出来ませんけど。てか、真似にもなってないです。
4枚の長時間露光で撮った写真のHDR画像をモンタージュ(合成)して、モノクロにしました。デジタルだから簡単に出来る。良い時代になりました。
フォトレタッチを否定する方もいらっしゃいますが(ストレートフォトの良さは理解できます)それはある意味もったいないことだと思います。
アンセルアダムスの「ネガは楽譜でありプリンティングは演奏である。」
という有名な言葉がありますが、デジタルフォトに置き換えると、
「データは楽譜でありレタッチは演奏である。」かな?
- メガネフレームショップ曽我
- at 14:26
comments
新しい世界の扉を開けましたね(^^)
フォトショップでのシュールな合成は
私も時間ができたらやってみようと思ってました。
しかし真似とはいえ合成するものの配置やパースがしっかりしていて
さすが、並々ならぬセンスを感じますよ(@_@;)
TWINSさん、
ありがとうございます。
手法やコンセプトは真似ですが、構図やモチーフはオリジナルです。わりと自然に出来たほうだとおもいますが、今度はカラーで挑戦したいと思います。
う~ん、この分野では抜群の表現力。
凄いなあ~
アゴスさん
こんばんは
こりゃまた ディアフターツマロー
の迫力。
私も時間があればはまりたい
フォトショップです。
エレメント3for mac使用です。
フォトショップCS(1)も
インストールしてありますが、
簡単さでエレメントの1部だけ
使用しています♪
やはり感動を与えられれば
否定できないですよね
フォトショップ♪
アゴスさん
こんばんは!
ちょっと何日かお邪魔しないうちに随分とアップされていたのですね!!!
しかしリアルな写真も凄いけどこの写真も凄いとしか表現が出来ません。
ちなみにその手前の四角いものは何を撮影したのでしょうか?
おおっ!シュールですね~。
何とも言えない重みがある写真ですね。
これで空にイナズマなんかが煌めくとコワイ写真になりそうです(笑)
あまりにもリアル?うますぎて・・・、ちょっと怖い感じがします・・。
こういう世界もあるのですね!!加工技術って、ここまで素晴らしいのですね。
加藤忠宏さん、
ありがとうございます。光栄です。
ユルズマンの作品はかつて誰もまねが出来ないといわれていたらしいですが、デジタルの時代になって、誰でもそれなりにそれらしいものが出来てしまうようになりました。テクノロジーの発達はおそろしいものです。
かいりさん、
Mac使いでしたか。
ウェブ用の写真だったら、エレメンツでもCSでもそんなに使い方に難しいも簡単も無いとおもわれますので、せっかくなら、CSをお使いになればよいのに。
溶射屋さん、
ありがとうございます。
最近少し更新のペースが速くなっています。
が、これから少しやることがあるのでまたペースが落ちるかもしれません。
実を言うと、手前の四角いものは私も何なのかわからないのです。
豆蔵さん、
ありがとうございます。
静的な画面にしたかったので、稲妻までいれてはやりすぎかと。
いそべの若大将さん、
ありがとうございます。
素晴らしいのはデジタルの時代になって、かつて不可能とされていたことまで、誰でも手軽にそれなりにできるようになったということだと思います。
絵は好きでも、写真に興味を持たずにいましたが、すごいですね。何をどうしてこうなるのかさっぱり分からないながら、ジェリー・ユルズマンの世界も拝見してみました。驚きです。
ティンカーベルさん、
何をどうしてこうなるのかは説明は難しいのですが、HDRは別として(特にHDRでなくてもいいわけで。)やるのはそう難しくありません。エレメンツでも充分出来ます。
このジャンル、ムズですね。
たまにやりますけど、
テクが稚拙だと結果が陳腐になります。(自省)
でも、自分のイメージしたものを作れるなら、
フィルターだろ〜がHDRだろ〜が合成だろ〜がレタッチだろ〜が不倫だろ〜が、何をどおやったってええと思います。
悪魔に魂を売ったって税金はかかりません。(笑)
nonbeさん、
こんにちは。
プロのクリエーターからそういうコメントをいただけるとなんだってやってもいいんだという勇気がわきます。でも不倫はいけないですよ、不倫は。
画像を加工するのは嫌いな方ではありませんが
こんなこともできるものなのですか?
簡単にできる良い時代とはいいますが、
誰でもできるものではないと思うのですが・・
未知の世界なので想像もつきません。(=^・^=)
凄い凄い凄い凄い!
マグリットの絵、ポストモダンみたいな、妙にクラシカルで重厚な感じがいいですね。
「何をどうしたらこうなった」というより、こんな図像をイメージしたアタマの構造かと。
アンセル・アダムズはHDR写真の始祖なので、もう何を言われても神の声。ぅぅ。
いや~、本当にスゴイです^^
なんて言っていいか、ド素人の私は言葉が見つかりません^^;
加工でここまで出来るんですか!!?
どーやったらここまで出来るのか分かりませんがとにかく凄いですね~
リアル実写版の「つみきのいえ」って感じですね^^
athukoさん、
極端な話、やろうと思えば何でも出来るのがデジタルフォトだと思います。おっしゃるとおり、誰にでも出来るものではありませんが、誰にでも出来るチャンスと可能性があるのはたしかだと思います。
shockatzさん、
大絶賛(笑)ありがとうございます。
ギターのフレーズなどは口ずさむことが出来れはどんなフレーズでも練習さえすれば耳コピー可能だといわれてますが、画像も頭の中で完全にイメージすることが出来ればどんなものでも再現できる可能が高いんじゃないでしょうかと考えます。
>アンセル・アダムズはHDR写真の始祖
なるほど、ちょっと難しくて理解できないですが、「ゾーンシステム」の理論はHDRですね。
サッシーさん、
ありがとうございます。
私も永遠にド素人です。
でも、ド素人だからこそ、何事にもとらわれないで自由に出来るのだと思います。
masaongさん、
ほんとうだ!「つみきのいえ」ですね。
パクリ疑惑浮上しそうですが、あくまで偶然です。
リアル実写版というよりSFホラー版ですね。
すごいです。
難しい事はわかりませんが、絵の世界
の中のような気がします。
画像加工によるものだとは、到底思えません。
芸術の世界ですね。
お菓子処東京堂のどらさん、
ありがとうございます。
難しいことは抜きにして、ただ単に「感じて」もらえばそれでいいです。ただ、ここに見えるものはすべて現実で作り物ではありません。現実にそこにある画像を3×4枚組み合わせたものです。