2009年03月22日
チューリップ(2)色と形の抽象化と光の足し引き
先回のチューリップの写真の2回目です。
先回はチューリップを「ポートレイトのように撮る」というコンセプトだった
のですが、今回は「色と形に抽象化する」と「光の足し算、引き算」
というコンセプトで撮りました。またか!と思われるかもしれませんが、
その点、お許し下さい。
マクロレンズの魅力として、
どこかへ出かけなくても、庭の花でも部屋の鉢植えでも、
一枚の画面の中に簡単に小さな世界を作ることが出来る
というものがあると思います。
花という形を超えてクローズアップすることにより、
一見なんだかわからないけどゲージツ的な写真が出来る。
逆に少し引いて細部をリアルに描写するということも出来る。
・・・といういろんな撮り方が可能だとおもいます。
最大限にクローズアップして花そのものの描写から
かけ離れた、なんかワケワカラン描写のなかに
形と色を抽象化させてデザイン的な画面にしてみました。
少し、離れた位置から、単焦点レンズの描写力を活かして、
リアルな質感を目指します。
背景を暗く落とした順光の写真と背景を明るく飛ばした逆光の写真。
それぞれ、マイナス補正、プラス補正します。
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- メガネフレームショップ曽我
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