ジーンズを買いました。リーバイスのヴィンテージレプリカモデル、LEVI'S 501XX1947MODELです。
501XX1947年モデルはいわゆる大戦モデル(44)のS501XXの次に発売された501XXの1947-52年モデルのレプリカで、リーバイスジャパンから発売されている日本製のジーンズです。
洗うとちじむ鹿革のレザーパッチ、洗うとくるりと丸まる片面のみビッグ"E"のレッドタブ、小さめのバックポケット、隠しリベット、細めの赤耳などが外見的な特徴ですが、シルエット的にも特徴があります。47モデルはひざのあたりが少し細く、ひざから裾まではあまり細くなっていない、裾幅が広いストレートです。
履いた感じは少し細めに感じます。あまり裾が広がっていないブーツカットという感じ。
他のレプリカモデルのシルエットについて、
37年モデル
また上も深く裾も広めひざのあたりも細くない、全体的にゆったりと太目です。
大戦(44)モデル
47に比べてシルエットは同じようにひざのあたりが少し細く、ひざから裾まではあまり細くなっていないですが、また上が深く、全体的に47よりもすこし太めのシルエットです。
55モデル
やや太目で腿から膝下にかけてゆったりとしていて、ひざ下から裾にかけて少し細くなっていますが、裾幅はそんなに細くないです。47を腿から膝下にかけてゆったりとさせた感じ。
66モデル
腿から裾にかけて徐々に細くなるシルエットで、55よりも細めで、裾幅はやや狭いです。現行のレギュラー*に近い形です。
*少し太めだった03にモデルチェンジしたレギュラーじゃなくて、08年にモデルチェンジした現行レギュラーのほうです。
47モデルに限らず、501はジャストフィットのサイズを履くとあまりかっこよくありません。1インチか2インチ大きめを履くとかっこいい感じになります。
ヴィンテージレプリカの加工ものはすごく高いし、一からジーンズを育てたい場合、未洗いのもの(リジッド)を買うわけですが、そのとき気を付けなけれならないのはかなり「ちじむ」ということです。501はぴちぴちだとかっこ悪いので、少し大き目を買います。裾も短くなるので普段スニーカーじゃなくてブーツをはく人は長めにカットします。出来たら何度か洗ってから、裾上げしたほうがいいです。もちろん、チェーンステッチで。
47の生地は日本製で、リーバイスというよりも、国内のレプリカブランドの生地に近いです。私はUS製の生地よりもこっちのほうが好きです。
まだ、あたりもひげもなくかっこよくないですが、これから育てて行こうと思います。
*現行のリーバイス501の復刻品はすべて日本製になっており、USバレンシア工場製の復刻品はデッドストックになると一部のショップなどではすでにかなりのお値段になっています。(ただし、古着はまだまだ安いです。)