「風の風伝(ことづて)~あいや節のルーツ佐渡小木港に唄う」
三味線プレイヤー小林史桂(こばやし・ふみよし)さんのライブツアーに同行しての撮影はいよいよ最終日となりました。
フェリーに乗るまでの時間を利用して、
昨日のライブにも来ていただいたき、お誘いを受けたということで、
あの世界的に有名な「鼓童」さんへ、特別に訪問します。
その前に小木の名所「宿根木」へ。
石畳の路地や古い木造建築がとても風情のある集落です。

ライブも終わり、一夜明け、リラックスした表情の小林史佳さん。

須藤雲栄先生、高橋竹育先生も舞台を降りれば、すごくリラックスされてます。

宿根木は地区全体が国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

鼓童の活動拠点「鼓童村」へおじゃまします。
鼓童のメンバーの方から案内を受け説明を聞いている様子です。

食堂の壁に飾られている写真やサインを見る小林さん。
バーンスタイン、小澤征爾、坂東玉三郎などなどなど・・。

チリ一つ落ちていない、整理整頓された生活空間。
「こういうことが違いを生むんだよね」と感心しきり。

練習場。体育館というか道場と言うか・・。
特別な空間だということがビシビシ伝わってきます。

「どうぞ叩いてみてください」ということで、撥を握る小林さん。

お話を聞いて、お茶をいただき。

皆さんで記念撮影。

カーフェリーで帰路に付きます。
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私事ですが、実を言うとこの佐渡行きのすぐ前に父が亡くなりました。
そろそろ危ないという連絡を受けて、もしかしたら今回の撮影に間に合わないかもしれないと覚悟していましたら、長引かず、あっさりと亡くなってしまいました。初七日が終わり、落ち着いてからの佐渡行きでした。あと数日ずれていたら、大変だったと思います。私としても、とても重要なお仕事でしたので、たすかりました。
もしかしたら、父が気をきかせてくれたのかもしれません。
今回の撮影は私にとって、素晴らしい経験でした。
今回関わった方々に感謝いたします。
小林史佳さん、須藤雲栄先生、高橋竹育先生。若林マネージャー、スタッフの方々、
この仕事に送り出してくれた長谷部君、留守を守ってくれた家族、そして私の父。
つづく・・・・・・。
次回(最終回)は「番外編」です。
このブログといえばアレ。まだ登場していないアレで最後となります。
しばらく間が空きますが、お待ち下さいませ。
HDR:三味線プレイヤー小林史佳 LIVE in 佐渡 【最終回】
本エントリーの写真はすべて、
Niko D700 + Tokina AT-X PRO NEW 28-70mm f2.8
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http://shamisenplayer.com/
津軽三味線奏者 小林史佳 公式サイト
http://ameblo.jp/fproject/
小林史佳F'projectのブログ
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