我が愛しき安ニッコール、プラスワン。|ソガネットドットコムBLOG

2009年05月03日

我が愛しき安ニッコール、プラスワン。

私の使っているレンズの紹介です。
私がブログやホームページにアップする写真用に使ってるカメラはNikonD70sというデジタル一眼レフです。
そのカメラに使うレンズは全部で5本。
すべて中古で買った安モノ、すべて現在は生産されていなくて古い型、すべてデジタル専用ではなくて、すべてどこかしら欠点のある基本的に使いにくいレンズ、すべてどこかしら美点もある個性的なレンズ、そしてすべてメイドインジャパン。
デジタルになってから一眼レフを始めた人は古いレンズばかりなのでどれも使ったことが無いとおもいます。そんなレンズたちの紹介です。

その内訳はニッコールが4本、タムロンが1本です。

nk3570.jpg nk35135.jpg
左)Ai AF Zoom Nikkor 35-70mm F3.3-4.5S
NikonのAF初期の標準に使われていたレンズ。35mm換算52.5-105mmに相当し全域で35cmまで寄れるので、マクロフィルターと組み合わせてマクロレンズの代わりとして使っていました。
中古価格が超激安の割には侮れないレンズです。特に35mmで絞って使うと単焦点にせまる?解像度といわれています。このレンズはマクロレンズを買ってからあまり出番がなくなりました。
35-70外部リンク

右)Ai AF Zoom Nikkor 35-135mm F3.5-4.5S[New]
35mm換算52.5-202mmと中途半端なズーム域、重くてでかい!寄れない!とまさにいいところ無しのレンズですが、余裕のある作りのせいかズームにしては解像度、色乗り、コントラストがとてもよいレンズです。35mmのみボタンをおすとマニュアル限定でマクロ撮影可能というおまけが付いてます。
外観も昔の日本製らしいしっかりとした作りです。
35-135外部リンク

nk105.jpg nk75300.jpg
左)Ai AF Micro Nikkor 105mm F2.8D
f2.8の等倍マクロで被写界深度が極端に浅く、35mm換算157mmと、デジイチで使いこなすのは難しいレンズ。そのかわり、画質は最高。ボケ味もいい。やや色が鮮やかに出る傾向あり。マイクロニッコールの名に恥じない銘玉。最近VRナノクリが出ましたが、お金に余裕のある方はそちらをどうぞ。
105mm外部リンク

右)Ai AF Zoom Nikkor 75-300mm F4.5-5.6S
35mm換算だと112.5-450mmと最望遠域が広く、使いようによっては便利なレンズです。f値が4.5-5.6と暗く、三脚無しではきついですが、晴れた日であれば問題なく使えます。このクラスにしては珍しく三脚座が付いており、簡単に縦位置に出来るのが意外と便利。三脚に載ったバランスもよく、重いのと相まってわりかしぶれません。まあ画質はそれなりですが・・。まあ、一番出番の少ないレンズだからいいか・・・。外観はとても丁寧なしっかりした作り。
75-300外部リンク

sp1735.jpg
TAMRON SP AF 17-35mm F/2.8-4 Di LD Aspherical [IF]
タムロンの上位機種のSPシリーズレンズ。17mmでf2.8の明るさは魅力。全域30cmm位まで寄れるのも魅力。なんといってもこのレンズの最大の魅力は「値段」。純正に比べて劣るのは充分承知。なんたって値段がはるかに安い。35mm換算25.5-52.5mmなので、まさにデジイチの標準といってよいとても使いやすいレンズだとおもいます。一番出番が多く、私のメインレンズといってもいいかもしれません。
いいレンズなのに、現在は生産されてません。
17-35外部リンク

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結論としては、たいしたレンズを使っていない(カメラも)とゆーことです。

(おわり)

*レンズについての解説はあくまでも私(アゴス)個人の勝手な意見であり、感想です。かならずしも正しくはないかもしれません。その点ご了承下さいませ。

comments

アゴスさん、こんばんは。
手ぶれ補正機能付の新しいレンズが欲しい~!
18-200mmの今のレンズと同様の、
いえ、もう少し広角で、
やっぱりもう少し望遠で…。
いっそコンデジの上位機種を…、
とキリがありません。
ダメダメ!実現不可能(笑)!!

いづみや女将さん、
わがままですね~w。
18-200mmなんて、もう光学的にぎりぎりのところまでいってると思いますよ。
でも、そういったユーザーのわがままを実現させるためにメーカーも日々頑張ってるはず。
そのうち、10-300mm f2.8 MACROなんてコンデジが出来たりして(爆)

いずみやさん、
つづきです。
・・・・な~んていってたら、
TAMRONの「AF 18-270 F3.3-6.3 Di ⅡVC LD AS IF MACRO」・・なんてレンズがあるのですね。さすがに広角は18mmですが、望遠は270mmまで広がって、手ぶれ防止付き。
・・・これですね、まさに。
私だったら、絶対買わないけど。

アゴスさん
こんばんは

やはり皆様が使っているスペック等は
気になりますね。でもカメラってやっぱり
凝り出すとレンズに行ってしまいますね。
手が届かないのであまり凝らない事に
マインドを方向付けしています♪

かいりさん、
とても正しいマインドの方向付けかと思います。
高いレンズでしか撮れない写真というものはたしかにあります、間違いなく。
ただ、よい写真とは何か?と考えると、けっして安いレンズではよい写真が撮れないというわけではないと信じています。

私は腕がない分、
機材でカバーしたいと思っちゃいますが、
現状は経済的に買えません。
多分精進が足りないという事なんでしょう(笑)
現状維持でガンバリマス…^^;

サッシーさん、
機材はもちろん大事だと思います。
よい写真を手間をかけずに撮れるし、気合を入れて撮ればよりよい写真が撮れます。
腕も大事だと思います。
安い機材でもよい写真が撮れるし、よい機材だとよりよい写真が撮れます。

しかし、とてもうまい写真でも、人の胸を打たないものもありますし、稚拙な写真でも人の胸を打つものがあるのは確かです。もちろん、その逆もあるわけですが。

現状維持でも一所懸命やればこころは伝わるはずです。おたがいがんばりましょう。

アゴスさん

こんにちは!

アゴスさんは相当なこだわりを持っている方だと思います。

新型カメラに目を向ける訳ではなくレンズに対してもそう・・・

どのようなカメラを使おうが要は腕だと言うことをつくづく感じます。

色々と勉強になります(∩.∩)

溶射屋さん、
ありがとうございます。
こだわりを持っていますが、ひとつの考えにけっして囚われないようにしています。だから、お金さえあればいくらでも最新のいいレンズが欲しいと思いますよ。

また、テクニックは2番目3番目で、一番大事なのは「思い入れ」だと思います。「感動を伝えようとする強い気持ち」だと思います。
それがなければたとえいいレンズといい腕を持っていても何も生まれないと思うのです。

こんばんは

将来の(何時になる事やら)デジイチ購入の際に、
参考にさせて頂きます。
実際に使ってらっしゃる方のコメントはとても勉強になります。
でも殆どが、現在生産されていないのですね^^;
アゴスさんのブログを読み、最新機器ばかり追っていてもしょうが無いかな?と思い始めました。

  • 10 豆蔵
  • 2009年05月09日 23:31

豆蔵さん、
ほとんどというか、全部現在生産されていないです。
レンズはある程度技術的に完成されたものなので古くてもそこそこ使えますが、カメラ本体はデジタルに限っていえば、新しければ新しいほど良くなってるので、最新機種が絶対いいと思います。

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