All Along the Watchtower(見張り塔からずっと)|ソガネットドットコムBLOG

2009年04月28日

All Along the Watchtower(見張り塔からずっと)

watchtower.jpg

ネタがないので、前に作ったはいいけどブログにアップしなかった
写真を引っ張り出してなんか適当にインスピレーションしたものを
記事にしようという試みです。
この写真はNTTのアンテナ塔なんですが、
これをじっと見て思い浮かんだのが・・・・

「All Along the Watchtower(見張り塔からずっと)」という曲。
ボブ・ディランの昔の曲です。
たった3つのコードからなるシンプルな曲と難解な詩。
コードはAm(577555)→G(355433)→F(133211)→G(355433)
の単純なくりかえし。(原曲は4capoほどキーが高いです。)
とても単純なので弾き語りは簡単です。
でも、歌が難しい。というより、英語が難しいw。

この曲はとても多くのミュージシャンにカバーされています。
少し前のイギリスのギター誌「Total Guitar」の
世界で一番素晴らしいカバー曲というランキングの一位に
にジミ・ヘンドリックスのAll Along the Watchtowerがえらばれました。
この曲はジミヘンのオリジナルだと思ってる人も多いと思います。
それほど完成度が高くて、ボブディラン本人さえも彼のアレンジを気
にいっていて、後にカバーのカバーみたいな感じで演奏しています。

Youtubeを見てみるとジミ・ヘンドリックスを筆頭に、
ブルース・スプリングスティーン、U2、エリック・クラプトン、レニー・クラビッツ、
ブライアン・フェリー、ニール・ヤング、パール・ジャム、マイケル・ヘッジス、
グレイトフルテッド、デイブ・マシューズなどのカバー曲の映像を見ることが出来ます。
上記以外にも、プリンス、ポール・ウエラー、西岡恭蔵などもカバーしています。

なぜ、こんなに多くのミュージシャンがカバーしているのか???
それは、ズバリこの曲の「歌詞」にあると思います。
ボブ・ディランの「言葉の力」に多くのミュージシャンが魅せられるのだと思うのです。

詩は一見難解で、一体何を言ってるのだろうというような歌詞です。
でも、実はとても奥が深い~歌詞なのです。
There must be some way out here
(ここから抜け出す方法があるはずだ。)
から、はじまり、
The wind began to howl
(風がうなりをあげ始めた。)
で終わる。
物語的には何も起こってはいないのですが、寓話的で、視覚的で、暗示に充ちた、
当時のボブ・ディランが置かれた立場や考えをこめた内容なのです。
それは、ミュージシャンたちに共通の、ある種普遍的なエモーションをもたらすのでしょう。

All Along the Watchtowerについての詳しい解説は下記ページをご覧下さい。
Youtube動画で覚えよう英語の歌詞

本人も含めていろんなカバー曲の中で一番の決定版はジミへンのやつですが、
一番最初のオリジナルが、やはりいちばん好きです。

Youtubeではいろんなミュージシャンのバージョンが見れますが、
もちろん、アマチュアの演奏も沢山アップされています。
その中で、一番気に入ったのが下。
ジミへンバージョンと思われますが、アコースティックのツインギターです。
かっこいいーーーーー!

youtube

【YouTubeの埋め込みタグをXHTML validにする】

MTブログにYoutubeを貼り付けているかたも多いと思いますが、
ほとんどの場合、HTML Validatorなどではエラーが出てるはず。
なぜならば、Youtubeの埋め込みタグだと「embed」タグを使っていて、
それだとXHTMLに準拠していなくて、
W3CのチェッカーでValidにならないのです。

そこで、「embed」タグを使わないカスタマイズをしてみました。
特殊文字を実体参照して表示させるのと
「object」タグ内に等価な内容を指定する。
タグをスラッシュで閉じるのも忘れずに。
これでめでたくValidです。HTML Lint Gateway も100点。(Permalinkは99)
こうしなくても表示はされるんですけどね。
そうしないと左サイドバーのバナーがウソになっちゃうんで・・・。

comments

携帯電話の電波塔なにげに
みていますがこうやってみると
雰囲気がありますね

観察力が需要だな

agosさん何者?カッコよすぎ

うわっ!
じみへんのオリジナルかと思ってました^^;

アンテナ塔HDRからからふくらませましたね〜(*^_^*)

  • 3 twins
  • 2009年04月28日 21:49

洋楽はよく分かりませんが、単純にカッコいいと思いました!!ギターのセッションがヤバいっすね☆
この曲の本家本元聞いてみたくなりました♪こんな曲弾きながら歌えたらカッコイイですね~(≧∇≦)

  • 4 masaong
  • 2009年04月28日 23:33

これでもアマチュアなんですよね。とても良い感じです。
こうして聞いていると、ネイティブな英語を話せたらな~なんて思っちゃいます(笑)
ボブ・ディランはあらゆるミュージシャンに影響を与えている重鎮(笑)ですね。

  • 5 豆蔵
  • 2009年04月29日 00:08

アゴスさん
こんばんは

agosサイン 
なかなかカッコいいですね。
可愛らしさも感じます♪

加藤忠宏さん、
普段見慣れてるなんでもないものでも、
時間や場所を抽象化させて本質だけを際立たせれば、そこに寓意的な世界を示すことが出来るのではないかと考えています。

ティンカーベルさん、
私ですか?私はオタクなオヤジです。

twinsさん、
ジミへンがオリジナルといってもいいくらいだと思います。彼もこの曲は「自分の前世の物語だ」といってるくらいですから。

masaongさん、
ヤバイでしょ?
オリジナルは本文中の「Youtube動画で覚えよう英語の歌詞」のリンクから飛んで見ることが出来ます。

豆蔵さん、
伊坂幸太郎 の 『 アヒルと鴨のコインロッカー 』ではないけれど、ボブ・ディランの声は「神様の声」なんじゃないかと。

かいりさん、
このサインは以前、加工モノの写真だけにつけていました。最近はつけていません。

アゴスさん

おはようございます。

>ネタがないので、前に作ったはいいけどブログにアップしなかった写真を引っ張り出してなんか適当にインスピレーションしたものを記事にしようという試みです。

お気持ちは良く分かります(∩.∩)

僕はボブディランは全くと言っていいほど知りません(´・_・‘)

そう言うような曲があるんですね。

世界の有名方が歌っていると言うことはみんなから認められた曲なんでしょうね・・・

・・・・・・すみません・・・どんな曲か聞時間がない・・・・(´・_・‘)

溶射屋さん、
日本では意外とボブ・ディランは人気がないんですよね。やはり、歌詞が良く分からないからでしょうか。あと、くせのある歌い方。
ちなみにこの曲はジミ・ヘンドリックスの演奏が圧倒的に有名です。

会社では音出せないのでまだ聴いていませんが
後で聴かせてもらいます。

それよりも、今度アゴスさんの写真には「アゴス」マークが
入るんですね。
masaongさんといい、カッコいいですね~
私も早く上手くなって、サインが入れられるといいな~

新潟米販売おやじさん、
いえ、ちがいます。
agosマークは現在、入れてません。
前に加工モノの画像だけに入れてました。
この画像は以前作ったものを引っ張り出してきたので、agosマークが入ってるのです。
入れたほうがいいでしょうかね?