2008年04月29日
広角レンズで背景をぼかす
デジタル一眼の広角域で背景をぼかすには?
少し昨日のエントリーで触れたので、ちょっと実験してみました。
・・・・・そもそも、背景はボケにくいのです。理由として、
1.広角レンズは被写界深度(ピントの合う範囲)が深い。
2.デジタル一眼のCCDは小さく焦点距離が短くなるためボケにくい。
3.遠近感が強調されるためボケそのものが小さくなる。
4.デジイチの標準レンズはF値が暗いのでそもそもボケにくい。
5.広角レンズはそもそもパンフォーカスでこそ性能を発揮するので、そういう撮り方はしない。
・・・・・といろいろ理由があります。
それでもあえて、背景をボケさせるには・・・・・
1.F値が明るいレンズの開放で撮影する。
2.被写体に出来るだけ近づく。
3.背景を出来るだけ遠ざける。
で、どの程度ボケるか実験です。実験なので写真の良し悪しはご勘弁下さい。
TMARON 17-35mm F2.8-4レンズでの撮影です。
すべて、17mm f2.8 最短撮影距離30cm 日没直前 ISO200で撮影。
ノートリミング、ノーレタッチ。
これと同じようにコンパクトデジカメも背景がボケにくいという特徴がありますが、
それでもぼかすことは出来ます。それについてはいずれ・・・・。
また、画像加工ソフトを使って、レイヤーマスクでフォーカスブラーをかけるなんて荒業もあります。
それについては・・・・・お話しません。
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おまけ
逆光写真をHDRにした写真です。
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