2007年07月31日
Jtrim:フリーソフトを使った画像補正、ソフトフィルターと合成
JTrimというフリーソフト(無料ソフト)を使ったフォトレタッチの2回目です。
人物ポートレイト写真など、晴天時に撮影した場合など、顔に影がくっきり
出てしまい硬い感じになります。そんな場合ソフトフィルターをかけます。
JTrimの場合「ソフトレンズ」というフィルターがありますが画像を小さく
リサイズ(縮小)した場合は効果がかかりすぎてボケボケになってしまいます。
そもそもソフトフィルターは画像全体をぼかしてしまうので輪郭も失われてしまいます。
そこで、JTrimの「合成」ツールを使って自然な感じに仕上げてみましょう。
「合成」はレイヤーの超機能限定版と考えていいかと思います。
↓まず、普通に撮った写真です。レタッチしてありません。
↓上の写真を「加工→ソフトレンズ」で最小の1でかけた写真です。
輪郭までぼけてしまいました。
↓そこで、「ソフトレンズ」をかけた画像を「合成」します。
手順
1.ツールバーの「加工→ソフトレンズ」で数値を2にしてぼかします。
2.ツールバーの「編集→コピー」でこの画像をいったんクリップボードに
コピーします。
3.ツールバーの「編集→元に戻す」画像を最初の状態に戻します。
4.ツールバーの「編集→合成」で、「クリップボードから入力」にチェックを入れ、
「透明度を指定して合成」にチェックを入れ透明度のスライドバーを50%にしてOKをクリックします。
*数値は画像サイズと好みに合わせて試行錯誤してください。
・・で、出来上がりが下の写真。
考え方としては元画像の上にソフトフィルターをかけた画像を薄くして
重ねるというわけです。
これで元画像の輪郭を失うことなくソフトな画像になったと思います。
この「合成」と「ソフトフィルター」を使った方法はいろいろと応用が利きます。「ソフトフィルター」を他のフィルターに置き換えるだけです。
この写真は当店独自でカメラマンが撮影したモデルさんの写真です。
転用はお断りいたします。
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- メガネフレームショップ曽我
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