2009年07月08日

紫陽花|ソフトHDR

ajisai-hdr-soft.jpg
ソフトにトーンマッピング(細部強調)をかけた紫陽花のHDR(ハイダイナミックレンジイメージ)です。

tamanegi-hdr.jpg
追加:すこしハードにトーンマッピング(細部強調)をかけた玉葱のHDR(ハイダイナミックレンジイメージ)です。

web関係の仕事(更新など)がたまってきましたので、しばらくお休みします。
コメント関係が滞るかもしれませんが、お許しください。

2009年07月04日

Crossroads(クロスロード)

crossroadhdr.jpg

ボツになってお蔵入りしているどーでもいい写真に無理やり何かをこじつけて記事にしようという
シリーズの第2弾です。(前回は「All Along the Watchtower」の巻きでした。)
マニアックすぎるので、興味が無い方はスルーの方向でよろしくおねがいいたします。

上の写真は阿賀野市内にある、東部産業団地「阿賀野テクノタウン」という、ある意味ウイットと
アイロニーに富んだネーミングを冠した超広大な何~んにも無いだだっ広い場所のすみっこにある交差点です。
何にも知らない人が何かの拍子でここに紛れ込んでテクノタウン(笑)の中心に立ったとしたら、
いったいここはいつどこで何の場所なのか、理解できる人は皆無だと思われます。

・・・・で、その写真をHDRにしてみました。出来は「う~~ん」(笑)ですが。
一応クリックすると、大きな画面に飛びます。

交差点というか十字路といえば、ロバート・ジョンソンの「クロスロード(Cross Road Blues)」
という曲を思い出します。
「クリーム」がカバーした曲が有名ですね。クリーム版は題名が「Crossroads」

ロバート・ジョンソンには「クロスロード伝説」というものがあるのですが、
難解で暗示に満ちた「Cross Road Blues」の歌詞の内容と、当時としては驚異的なギターテクニックによって、「十字路で悪魔に魂を売り渡して引き換えにテクニックを身につけた」という伝説が広まったらしいのです。

十字路(クロスロード)は全世界のいたるところで宗教的・民俗学的に象徴的重要性を持つシンボルなのですが、ロバート・ジョンソンの「クロスロード伝説」はアメリカ南部のヴードゥー教が下地にあるものと考えられます。

その「クロスロード伝説」をもとに「クロスロード(Crossroads)」という映画も作られました。
(1987年、ウォルター・ヒル監督、ラルフ・マッチオ主演、ライ・クーダー音楽)

この映画はいわゆるロードムービーという形式をとったボーイミーツガールものであり、
少年が人生の師と出会い何かをつかんでいくといった成長物語でもあるのです。

映画のあらすじは・・・
ジュリアード音楽院でクラシック・ギターを学んでいた少年ユジーンは、ほんとうはブルースが好きでロバートジョンソンの「クロスロード」の歌詞にも出てくるブルースマン、ウイリー・ブラウンの所に押しかける。2人は失われたRJの30曲目を探すためミシシッピに向かう。途中で女の子との出会いと別れによる悲しみからブルースの極意をつかんだり(笑)して。かつてウイリーが悪魔と契約した十字路に着くと、悪魔が現れ、ユジーンは、ウイリーを助けるため、悪魔の手先のギタリストと勝負する。ギター対決はユジーンが勝利し、悪魔は契約書を破る。ウイリーの魂は自由になった。・・・・・という、ハチャメチャなお話。

この映画の最大の「オチ」というか、「みどころ」は最後のギターバトルで少年ユジーンはどうやって悪魔の手先であるスティーヴ・ヴァイ扮する超絶技巧のギターマンに勝つのか?・・というところ。
もう話が破綻してるとか、何じゃこれはと怒る人もいるかもしれません。
でも、この驚愕のラストには「ほんとうに大切なものはどこにあって、それは何なのか?」
ということが込められてるのです。それは・・・・・

映画『クロスロード』のギターバトルシーン。
Crossroads movie
ラストでユジーンが弾いた「パガニーニの24のカプリース」は誰が弾いてるかは諸説あって、
スティーヴ・ヴァイの吹き替えだとか、ライ・クーダーが弾いてるとか、著名なクラシックギタリスト
が弾いてるとか、いろいろあるみたいです。

ロバートジョンソンオリジナルをリズミカルにアレンジしたブルース弾き語り。Blues Cat(笑)
Crossroad blues

クリームのカバーのカバーをCHARバージョンで。
Crossroad by CHAR

このエントリーのYoutubeの貼り付けタグはHTML Validに させるため、タグが最適化されています。万が一表示できないなどの場合はお知らせいただければ幸いです。

2009年06月23日

あやめ美人番外編(HDR)

もうちょっとひっぱります。
番外編として、HDR+フォトレタッチ・バージョン。

Nikon D70s + Ai AF Nikkor 50mm f1.4D
絞り優先AE f11 ISO200 
トリミングあり。
1shot RAW →±2.0EVの5枚に分解。
Silkypics DS 3.0 + Photomatix PRO 3 + Photoshop 7.0 + Virtual Studio

ayame2009hdr-01.jpg

ブログの流れ的に、レンズは50mm単にこだわってみました。
ゆがみのないパンフォーカスにするため,少し引き気味の位置から50mmレンズをf11まで絞って撮影。
それだと変化がないので、斜めにフレーミングして、若干トリミング。
HDRについてはきれいなモデルさんなので、お顔ができるだけナチュラルに描写されるように、調整しました。全体的に鮮やかにくっきりはっきりと描きこんだ絵みたいになるように仕上げました。
ファイルサイズは低圧縮の激重ですが、1枚だけのアップなのでお許しください。

2009年06月19日

昔日の栄華の回廊~市島邸:HDR

新発田市天大(旧豊浦)にある、かつて豪農、巨大地主として栄えた市島邸。
現在は新潟県指定文化財となっており、一般公開されています。
明治初期造営の600余坪を有する風格ある大邸宅と、水池を配した8000余坪の広大な回遊式庭園が圧巻です。

先週の平日の日中、雨の日でした。新発田へ用事があったので、すぐ近くにあるのに今まで一度も行った事がなかった『市島邸』へ寄ってきました。
市島邸については市島邸公式Webサイトをご覧ください。

黒塀に囲まれた市島邸に入ると、立派な門の横に一般の入り口があります。
チケット売り場で話しかけられます。
市島邸「どこから来たのか。」
私「水原。」
市「市島様は昔水原の天朝山に住んでいた。」
私「知ってる」
市「何年か前の地震で一部倒壊した建物があるがあとは修復されている。」
私「その地震のとき、ここのすぐ近くを車で走っていた。」
・・・・・・・・・・・それからちょっと長い時間、市島邸についてレクチャーを受けたあと邸内を回りました。

当日は雨がしとしと降っていて、しかも平日の真昼間。
入ってから出るまで、子一時間の間、誰にも会いませんでした。
まるでマリー・セレスト号事件みたいに住人がすべて忽然と消えてしまった
巨大地主の館に一人取り残されてしまったような感覚。
よそのおうちに勝手に上がりこんで、私一人で庭を眺めたり、写真を撮ったりしている気分。

ここは横越の伊藤邸(北方文化博物館)みたいに観光化されていなくて、
ただ昔の建物を保存することだけが目的なんじゃないかと思われるほど
ひっそりと、ただそこにあるという雰囲気をかもし出しています。
大広間の畳の上で昼寝をしていても気がつれないんじゃないかといった感じです。
もちろん、そんなことはしませんでしたけれども。

建物もそうですが、ここは庭が広くて手入れが行き届いています。大きな池もあるし。
紅葉の季節か雪の降る季節に来たら、たぶんすごいきれいなんじゃないかと思います。
個人的には大いに気に入りました。

写真はサイズがでかいのを数枚アップします。あまり良いカットが撮れなかったので、
市島邸の雰囲気を正しく伝えているとはいえない、少し偏ったセレクトです。

画像はすべてPhotomatix PRO3でHDR化してあります。
トーンマッピングはおとなしめに、ナチュラルでシャープな感じに仕上げました。
ちょっと見、HDRに見えないかもしれません。

2枚目のみ50mm f1.4使用、残りはすべて17-35mm f2.8-4使用。

ichisima-niw.jpg
大広間の入り口へと続く道。庭と建物に不思議な一体感があります。

ichisima-cyasitsu.jpg
茶室を外から眺めた図。マジで侘び寂びを感じます。

ichisima-yousitsu.jpg
洋室もありました。密室殺人事件の現場みたいです。

ichisima-ike.jpg
大きな池には橋がかかっていています。
庭はとても広く、庭というより公園といった感じです。

おわり。(続きはありません。)

2009年06月15日

手作りこいのぼり:HDR

公園で手作りこいのぼりがたくさん青空の中を泳いでいました。

tedukurikoinobori.jpg

50mmF1.4
Photomatix PRO3

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