2009年12月08日

イルミネーションのハイダイナミックレンジイメージ

aganoillumination.jpg
クリックで拡大。

昨日撮ったイルミネーションのハイダイナミックレンジイメージ(HDR)です。
元画像は昨日アップした4枚目の画像です。ハートボケのツッコミが多かったですが、
実はこちらのほうが主目的だったのです。

ノイズの出やすい夜景の長時間露光をHDR化するのは
HDR化によってさらにノイズが出るため、たいへんなのですが、まずまず、うまくいったとおもいます。
でも、長時間露光そのものがダイナミックレンジを広げる撮り方なので、劇的に変わったわけではありませんが、細部を見ると違いがわかります。

クリックすると大きくなります。(1000*665px)、でかいけど、ぜひ大きな画面でご覧ください。
画面が出たら、左上のマークをクリックすると最大になります。閉じるときはもう一度画面の左上をクリックして、右上の×をクリックしてください。
(JAVA SCRIPTをオフにしている場合は画像をクリックすると最大になります。戻るときはブラウザの戻るボタンでお戻りください。)

[元画像のデータ」
D70s,17-35f2.8-4D,24mm,4sec,F18,ISO200,WB晴天,三脚使用、フィルターなし、RAW
[使用ソフト等]
Silkypics,Dynamic-Photo HDR,Photomatix PRO,Photoshop,Virtual Studio,Photo-Plugins
[作成手順]
長時間露光で撮ったRAWファイルをSilkypicsで±3EVの5枚現像、Photoshopで一枚づつ16ビットLabカラーに変換してチャンネルごとにノイズ除去。それをPhotomatixとDynamic-Photo HDRでHDRアンドトーンマッピング。それぞれ出来上がったTIFファイルをPhotoshopでブレンド。Virtual Studioでソフト系のフィルタをブレンド、最後にPhoto-PluginsのContrastMask,LocalContorastEnhancementで細部を起こす。

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次回予告~「全米が待ち望んでいた!ハートのボケはどうやって撮るのか?完全解説(笑)」

2009年11月29日

白鳥は白くないという件。

hakucyouhasirokunai.jpg

阿賀野市水原の瓢湖も白鳥が何千羽も飛来して、盛り上がってまいりました。
どんよりとした鉛色の空とそれを反射する湖面。

オートで写真を撮ると、白鳥は白く飛んでしまいます。

これは露出補正の基本ですね。
背景黒で白被写体はマイナス補正。
白背景で黒被写体はプラス補正。
なぜなら、カメラの露出計はすべてのものは18%グレーの反射率を持つ
という前提の元に、明るさを計ってるのからなのです。

それはさておいて、
白鳥をまじかで見たことがある方は分かると思いますが、
白鳥は結構汚い。そりゃそうです。人間だって白い服をずっと着ていれば
汚れてきますものね。

で、露出補正だとか、本来の色はどうであるとは別に、作ったのが上の写真。
ハイダイナミックレンジイメージです。

カメラが再現できるダイナミックレンジ(明るいところから暗いところまで)は
肉眼に比べてはるかに狭いのです、実を言うと。
そこで、露出を変えて撮った複数の写真、もしくは
一枚のデータにたくさんの情報がつまったRAW画像を
いくつもの明るさに現像して、専用のソフトで合成します。
それがハイダイナミックレンジイメージ(HDR)。

設定を変えるといろいろ出来る(これをトーンマッピングといいます。)ので、
ついつい、ちょっと大げさにしてしまいます。
それが、またドラマチックで面白いのも確かです。
でも実はわからないくらいにナチュラルに仕上げることも可能なんですよ。
このブログでも、HDRと表示されていない写真でも、
実はHDRであるというものがたくさんあります。

ただし、それ(HDR)が「美しい写真」かどうかは別です。
ただいえるのは「写真」というものは決して真を写したものではないということ。

真実は美しくないものかもしれないし、そこにこそ美しさがあるのかもしれない。

hakucyouhasiroi.jpg
フツーに撮った写真

2009年11月09日

ブリーチ・バイパス・ハイ・ダイナミック・レンジ・イメージ

調子に乗って、HDRをブリーチバイパス。詳細省略。
こういうタッチが嫌いな方は、ノーコメントっていうことで・・・。

hyouko1109.jpg

(クリックで拡大1000*1500px)

モチーフとタッチが合わなかったかも、反省。

しかし、幅広い階調を一枚の絵に再現するHDRイメージという手法とコントラストを強めてハイライトとシャドウを飛ばしてしまう、ブリーチバイパス(銀残し)という手法は本来真逆のものなのだが、この組み合わせはこれで、面白い、と思う。映画で言う、よごし(ウェザリング)の効果みたいな感じが出るような気がする。

2009年11月08日

すぐそこにある廃墟~HDRの影と光

ちょっと路地裏に入ると、そこには小さな廃墟がある。
誰も見向きもしない、誰も気がつかない。
だが、そんなところでさえ、影と光、滅びと再生の小さな物語があるのだ。
神は私たちのすぐ近くにいる。

rojiura.jpg
ハイダイナミックレンジイメージ(クリックで900*1354pxに拡大。)

TAMRON SP AF AS Di LD (IF) 17-35mm 1:2.8-4
17mm 1/80 F8 ISO200 RAW (No finder)
SILKYPICSで ±3EV 7枚現像を PhotomatixでHDR、
Photoshopのプラグインで調整。

2009年10月26日

細密水彩イラスト風ハイダイナミックレンジイメージ

HDR
クリックで拡大(800×1200px)

HDRをさらに水彩絵の具で細密に描いたイラストのように加工してみました。
全米が泣いた!アゴス史上最高傑作か?!
さあ、なんに使おうか。

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