2009年02月06日

モノクロ画像のレタッチ

カラーの画像をモノクロにする場合、どうしていますか?

フォトショップなどで彩度を落とすだけなんてことはしていませんでしょうか?

それだと、のっぺりとした立体感のない画像になってしまいます。
特に彩度の高い赤などはグレースケールにすると周りの色と見分けが
付かなくなって平面的になってしまうからです。

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 フォトショップでの説明です。(エレメンツでも可)

1.まず、「レイヤー」パレットの「調整レイヤー」から「色相・彩度」を
選んでひとつ調整レイヤーを作ります。
さらにもうひとつ「色相・彩度」のレイヤーを作って2段重ねにします。

2.上のほうの「色相・彩度」を彩度を-100にし、グレースケールにします。

3.下のほうの「色相・彩度」を「編集」をレッド系にして「明度」を落とします。
カラーのときレッドだった部分が濃くなります。
さらに「編集」をイエロー系にして「明度」を上げます。
カラーのときイエローだった部分が明るくなります。他のカラー系も同様に調整します。
つまり、カラーだったときの色系別に明るさを調整できるわけです。

4.・・ですが、いまいちモノクロが青っぽいというか温かみがありません。
そこで、黒を温かみのある黒に変えます。

5.以下やる前に1~3の行程を終了後、レイヤーをすべて統合してください。

6.「レイヤー」パレットの「調整レイヤー」から「レベル補正」を選んで
ひとつ調整レイヤーを作ります。
「チャンネル」からレッドをえらび、ほんの少しだけ真ん中の▲を
左にスライドさせて赤みを増します。
さらにブルーチャンネルの真ん中の▲を右に移動させて黄色っぽくします。
そうすると温かみのある墨色みたいな黒になります。

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以下、作例です。びみょーに変えてあるので良く分からないかもしれませんが、
実際はレッタッチしすぎずに、どこが変わったんだ?という程度で押さえておくのがコツかもしれません。

noppe.jpg
カラー画像(ちなみに、去年割烹旅館室町さんから依頼があって撮影したときの写真です。新潟の郷土料理「のっぺ」です。)

noppe2.jpg
ただ単にグレースケールにしただけの画像、えびの模様やにんじんがあまりハッキリしていません。

noppe3.jpg
加工後の写真:えびの模様やにんじんの質感が戻りました。モノクロの色も少し青みが抜けて温かみがあるように感じます。

アートな写真をめざす場合はもっとコントラストのある感じに仕上げたほうが良いかもしれません。

ご質問がありましたら、コメント下さい。自分だったらこうやるとかでも結構です。分からない用語等は検索でお調べ下さい。

2008年12月18日

ポストのバリエーション

colorpost.jpg

postmono.jpg
(この写真のみクリックで拡大)

先回のエントリーでポストの色を変えるという話が出てきたので、いろんな色とモノクロに変えてみました。
HDRによって細部を極限まで強調したのですが、平面として切り取ってみるとそこに確かに見える色彩であったとしても、その存在に疑念が生まれてきます。それが写真の不思議なところ、視覚は最終的に脳によって認識されるものですから、何がリアルなのかとても主観的なものだと思うのです。
あなたにとって本当の色とはなんですか?

2008年10月04日

トイカメラのクロスプロセス風をデジタル写真で

ポジフィルムをネガ現像、ネガフィルムをポジ現像することを「クロスプロセス」といいます。
ポジフィルムとはいわゆるスライドフィルム。ネガフィルムとは普通のフィルムです。ポジとネガでは現像処理方法が違うので、正しい色にはならないのですが、フィルムによっては、不思議な色合いの写真が出来上がったりするのが面白いというのがクロスプロセスです。
特に最近ではトイカメラでクロスプロセスするのがおしゃれな写真が出来るということで人気です。実際いろんなブログやサイトでそのようなおしゃれな写真を目にする機会が多くなりました。
「トイカメラ」とはいわゆるおもちゃのカメラで、変な感じに発色したり、周辺部が暗く落ち込んだりするので非現実的な不思議な出来上がりになるということで愛好家やアーチストに支持されています。
特にロシア製のホルガやロモといったカメラが人気があり、ネットを媒介にひとつの芸術的なムーブメントになりつつあります。

というわけで、その感じをデジタルで表現しようという試みです。

まず、クロスプロセスについて・・・・。
フォトショップなどのトーンカーブを調整できるソフトを使って、R(レッド)G(グリーン)B(ブルー)ののうち、レッドのカーブをS字に弱くコントラストを付け、ブルーをレッドよりもやや強くコントラストを付け、グリーンのカーブを中間からハイライトのカーブを平坦にコントラストをつけます。
フォトショップエレメンツなどのトーンカーブを調整出来無いソフトはレベル補正のRBGチャンネルをそれぞれシャドウとハイライトのスライダーの間隔を狭くしコントラストをつけます。
白とび、黒つぶれなど気にせず、お好みの色合いになるよう適当に動かしても構いません。もともと「どういう仕上がりになるかわからない」というのがクロスプロセスの魅力ですので

トイカメラ風にするには・・・・。
フォトショップなどでは無料のプラグインソフトが配布されているのでダウンロードしてご自分のフォショップにインスツールして使ってもいいですが、コピーレイヤーを作って照明効果フィルターで真ん中を明るく隅を暗くして比較明で重ねればそれらしくなります。部分的に焼きこんでもいいかもしれません。その他ぼかしやノイズを加えるのもそれらしくなります。

作例です。本物とは感じが違うンじゃないかと思われるかもしれませんが、そこはあくまでもデジタルだということで・・・。
v.jpg
kiku.jpg
chili.jpg
sokkou.jpg

用語など分からないことがありましたら、コメント欄でご質問下さい。

2008年07月17日

村杉温泉「割烹旅館 室町」若女将ポートレイト

村杉温泉「割烹旅館 室町」若女将のポートレイト写真の一部です。

今回は室町の若女将「さくら」さんがご自身のHPのプロフィールに顔写真を載せたい。ということで、依頼が来まして、撮影に行ったのですが、前の記事でご指摘があったように、いろんなシチュエーションでの写真が足りないということについては力不足でお役に立てないことをお許しいただきたいとおもいます。(同行したおしゃれなはんこ屋さんが撮ってるかもしれませんが・・・。)

顔のイメージというのはレンズの焦点距離やアングルによってずいぶん違うものだと実感。
若女将1
35mmで撮影。少し普段のイメージとは違います。

若女将2
75mmで撮影。これが一番普段のイメージに近いです。

若女将3
17mmで撮影。スナップ写真です。

2008年06月22日

あやめ美人モデル撮影会 3.01 フォトレタッチ編

若干数名様のリクエストにお答えして、瓢湖あやめまつりモデル撮影会の第3弾です。
今回はフォトレタッチ編です。

(1)よく、フォトコンなんかできつめにソフトフィルターを掛けた写真を目にしますが、これはごくごく薄めにソフトフィルターを掛けたような感じをデジタルで仕上げました。シャープネスの芯を失わないようにレイヤーコピーにフィルターかけて透明度を落とします。使ったフィルターはXEROのMistfilter。
ayamemodel7.jpg

(2)CMや広告写真でこんな写真見たことがないですか?トーンをハイキーにして、少し青がぶりしたような画像にして涼しげで空気感のある画像を目指します。まず輝度差を押さえるためpicturenaut 2でごくごくナチュラルにHDR合成。その後ヒストグラムとトーンカーブをRGBごとに調整しました。
ayamemodel8.jpg

(3)飲料メーカーのCMみたいになってしまいましたが、ハッキリクッキリを目指して調整。ただシャープにするだけではお肌の粗が見えてしまうので、部分部分を描くようにぼかし、シャープ、焼きこみ、覆い焼きで細かく調整していきます。日中の撮影で顔に影が出来たので、擬似的にレフ版を当てたみたいな効果を出すため、レイヤーコピーに照明効果を当て、必要な部分だけ切り貼りし、比較明で薄く重ねます。これを部分ごとに数回繰り返します。
ayamemodel9.jpg

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