2009年11月10日

枯葉~イラスト風

枯葉。イラスト風です。
いったんHDRにした画像をポスタリゼーション化、輪郭抽出をオーバーレイ、さらに減色してGIFにする。

autumnleaves.gif

2009年10月03日

簡単バナー作成例

エラそうに人に教えに行ったりして、お前は作れんのかよー?ということで、
範囲選択も何もしない、超簡単なバナーの作成例の紹介です。
ビャーっとやってガーっとするだけです。

素材は先日福島潟イベントでの小林佳史さんのライブで私が撮影した画像を使用しました。
勝手にバナー作っちゃいましたが、おこられるかな?

psgamen01.jpg

まず、合成する3枚の画像を開きます。

左上の画像に右の画像をビャーっとドラッグアンドドロップしてレイヤー(通常)を作ります。
シフトキーを押しながらその画像をマウスでテキトーな大きさに縮小します。
レイヤー上と下の画像の境目をエッジのぼけた丸ブラシでガーっとテキトーに消しごむで消します。
(消しゴムのブラシの透明度を落としてやると、境目が滑らかになります。)

次に、下の画像をシフトキーを押しながら、ドラッグアンドドロップ。
そうするときちっと隅が合います(二つの画像が同じ大きさの場合)
このレイヤーは比較(明)にして、明るいところだけ重なって見えるようにします。
レイヤーの透明度を少し下げて下の画像とブレンドさせてなじませます。

psgamen02.jpg

で、出来たのが下の画像。
不自然さをなじませるため、ほんの少しだけソフト系とシャープ系のフィルター
をかけたコピーレイヤー画像を薄くブレンドします。(しなくても自由)

gousei01.jpg

次に文字を入れて、新規レイヤーに範囲選択を作ってグラデーションで文字の背景を作ったり、
レイヤースタイルで影を作ったりして見やすくします。
(背景はなくてもあっても自由)

gouseidekiagari.jpg

出来上がり。

*PC画面はPhotoshopですが、エレメンツでも同じ手順で作成可能です。

ご質問はコメント欄へ。

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以下、補足説明用

1.いずみやさんの質問用画像。
kore.jpg
まるで囲んだ部分がエッジのぼけた丸ブラシ(ソフトブラシ)。

2009年08月19日

フォーカス合成+縦パノラマ合成

先回のまたまた続きです。
今回はフォーカス合成したものをさらに縦パノラマ合成してみました。
tatepanofocuscompo.jpg

下の画像のようにサイドバーのバナーなんかに使おうかななんて思ってます。
tatepanofocuscompo2.jpg

実は50枚以上のRAW画像から1枚に合成する、「フォーカス合成+縦パノラマ合成+HDR」という、とんでもなくばかばかしいものを作ってみたのですが、絵的に気に食わなかったのでとんかちでつぶしてゴミ箱に入れました。再チャレンジしてよいものが出来たら、アップします。

2009年08月15日

フォーカスコンポジット作例

前エントリーでやった、異なるピントの複数画像を最適な部分のみ合成し、マクロレンズにもかかわらず被写界深度が広いパンフォーカスな画像を作る・・・という手法「フォーカス・コンポジット(ピント合成)」の続きです。

少し習作してみました。以下作例です。
どのような撮りかたがよりインパクトがあるのか、模索中。

minijack.jpg
缶コーヒーのおまけのおもちゃです。パンフォーカスになると、なんだか大きなおもちゃに見えてくるから不思議です。
下は通常のマクロ撮影(絞りF8)です。
minijackmotogazou.jpg

sagisou001.jpg
サギ草の花です。これはちょっと判りにくいかもしれませんが・・。
花の部分のみフォーカス・コンポジットしてみました。マクロっぽくない自然な感じに、それでいて、マクロならではの質感が出たと思います。
下は通常のマクロ撮影(絞りF8)です。
sagisoumotogazou.jpg

補足;もちろん、通常の背景をぼかしたやわらかいマクロ撮影のほうが写真としては美しいかもしれません。だた、これはいろんな用途を考えての多様な表現方法のバリエーションのなかのひとつの写真だと思っております。

2009年08月12日

アオリ撮影をフォトショップで再現する。(被写界深度の拡大)

下の写真を見て気が付くことはありませんか?
別に何の変哲のない商品写真じゃないか?と思われるかもしれません。
iseedis50307.jpg
実はこれは105mmマクロで撮影した写真です。
普通マクロレンズで写真を撮ると下のような写真になります。
(こっちのほうがいいとかいう突っ込みは無しの方向で・)
マクロレンズでこの角度からの写真はどんなに絞り込んでも、
隅々までピントが合うということは不可能です。
iseedis50307-s.jpg

商品撮影のプロはPC-E Nikkorなどのアオリが出来るレンズを使って
接写なんだけど隅々までピントの合った写真を撮ります。
しかし、そのような特殊なレンズは30マソもするので手が出ません。

Photoshopの最新版、CS4には新しい機能として「被写界深度の拡大」
というのができるようになりました。
ピント位置が異なる複数の画像を組み合わせて全体にピントの合った画像を作る「被写界深度の拡大」は、それぞれの画像からピントの合った部分だけを自動的にマスク処理して1枚の画像に合成する機能。 ということなのですが、CS4っていったって10マソもしますので、皆さんどーぞというわけには行きません。

そこで、Photoshop7.0でやってみたのが上の写真です。
詳しい作成方法は面倒なので省略しますが、
ピントの異なる複数の写真をレイヤーで重ねて、ピントの合ったところだけ合成するだけなので、
比較的簡単です。CS4がなくても腕があれば大丈夫(笑)。
以前、HDRソフトを使っていなかったとき、手動で露出コンポジット合成をやっていましたが
そのフォーカス版とでもいいましょうか、名付けて「フォーカスコンポジット」っていうか。
特に複雑な機能は必要ないので、エレメンツでも同じように出来ます。

どっちにしろ、三脚とレリーズを使ってぶれないようにきっちりとフォーカスをずらした複数の写真を撮るのが一番大事です。露出やホワイトバランスが変わらないようにライティングをきちっとして、フルマニュアルで撮影。

上の写真はクリックすると拡大します。
よ~く見ると、合成が甘いところもありますのであしからず。

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アイシード IS-50307-040
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