2008年12月31日

2008年自分で勝手に選ぶベストショット大賞?(笑)

今年も「ソガ-ネットドットコムBLOG」をご覧いただき、誠にありがとうございます。
特に沢山のコメントを入れていただいた方々には感謝したします。

今年の「ソガ-ネットドットコムBLOG」ではいくつかターニングポイントといえる出来事がありました。
まず、shockatzさんからコメントをいただいたのをきっかけにHDR制作というものに着手できたということ。これによって、写真における表現の幅が大きく広がりました。感謝いたします。
それと、今年の思い出に残る撮影に夜景撮影が多かったということです。夜景撮影を経験することにより、撮影のスキルが進歩したんじゃないかということです。一緒に撮影に行ったe-ねっと阿賀野塾の皆さん、感謝しています。また一緒に行きましょう。
そして、もうひとつ。今年は自分以外のためにサイトを作成したということ。TWINSさんのサイトを作成した経験は自分のスキルアップにもつながったとおもいます。そんな機会を与えてくれてTWINSさんには感謝しております。

というわけで、今年のベストショットはなにかと考えてみました。
候補として、

村松公園の夜桜
信濃川やすらぎ提から見る万代橋の夜景
新潟西港山ノ下埠頭に寄港した帆船「日本丸」
瓢湖あやめまつりモデル撮影会
ハーレーダビッドソンで現れた謎の男
割烹旅館「室町」撮影記
新潟東港西防波堤から見た風景
新潟市「海辺の森」から見た夕日
阿賀野市無為信寺の紅葉

を挙げてみましたが、
その中で、信濃川やすらぎ提から見る万代橋の夜景
のなかの一枚が自分的には一番気に入っててたので選んでみました。
その写真を今年一番のキーワード「HDR」で再加工してみました。

以下、2008年自分で勝手に選ぶベストショット大賞?(笑)です。

2009best1.jpg

今年もありがとうございました。よいお正月を!!!!

2008年11月25日

店頭ポスター

店頭のショーウインドの光線具合がよかったので、パチリ。
特に意味はないけど、店頭に貼ってあるポスターです。
顔出しNGなのは残念。出せればいいのにな。

poster1.jpg

poster2.jpg

2008年11月11日

一瞬の夕焼け

yuuyakeline.jpg

秋も深くなり、すごく寒くなってきました。
空気がすごく澄んでいるせいなのか、
今日の夕焼けはなぜかものすごい赤でした。
オレンジではなくて赤。

ちょっとお店の前に出ると空が赤く燃えています。
カメラのシャッターを切っていると、
ほんの一瞬だけ、ものすごい色になりました。
本当に一瞬だけでした。

自然というものは不思議なものです。

出来上がりを見るとかなり赤が強いです。
ホワイトバランスがデイライトのままでした。
面白いから、そのままの色調で仕上げました。

2008年10月28日

WEB写真における色彩についての考察

柿
すっかり寒くなりましたね。柿の実がすっかり色づいてまいりました。

私はWeb用にアップする写真はなるべく色鮮やかにするように心がけています(実現できているかどうかは別として)。なぜならばWeb上ではどうもビビッドでコントラストがありシャープな写真が好まれるような気がするからです。

そこで、「色鮮やかな写真とは何か?」ということを考えます。

1.適正露出であること。
  露出アンダー(暗め)やオーバー(明るめ)では色ははっきり出ない。
  特にオーバーではその傾向が強い。

2.画面がシャープであること。
  シャープな画面は色が引き締まって見えます。
  ピント合わせや被写界深度に気を配ります。

3.コントラストのある画面であること。
  明暗のコントラストだけではなく、色調の対比(補色など)があると、
  色が強調されて見えます。

4.きちんとしたホワイトバランスであること。
  色は本来そうであるべき色であれば引き立って見えます。

そこで、撮影時において、適正な露光を得るためにマニュアルで露光やホワイトバランスを決定します。デジタル一眼はモニターで確認できるので、何枚か撮ってみて確認するのも良いと思います。
さらにピントあわせもシビアに行います。カメラのAFはコントラストを検知してピントを合わせるしくみですので、コントラストのある被写体を選びます。同時に画面上の色彩のバランスを考えて被写体を選びフレーミング(構図を決定)します。

さらに、カメラの設定もカスタマイズメニューで輪郭強調、階調補正、カラー設定、彩度設定、色合い調整(例:Nikon)などをすべて少しづつ強めにしておくというのもひとつの手段です。

さらに後処理によって画像を調整するばあいですが、
つい、彩度のみを上げてしまい、汚い画像になりがちなので出来るだけ押さえ気味に行います。

1.RAWで撮り、現像する。
  JPEGの画面上では表現できない失われた
  階調をあとで復活させるため。

2.ただ単にレタッチソフトの彩度、コントラスト、シャープなどを
  上げるだけでは画面が汚くなり、階調が失われ、よい結果を産みません。

3.ヒストグラムやトーンカーブはRGBごとに調整、
  カラー調整は部分的に調整できる特定色域の
  調整や色置き換えなどで調整する。
  なお、これは必ず調整レイヤーやコピーレイヤーで行う。(例;フォトショップ)

・・・とここまでは、基本的なことであり、やってる方はやってるはずですが・・・・。

さらに踏み込んでいくと、
写真というものは適正に撮影しても、どうしても白く飛んでしまうか黒く潰れてしまう部分が出てきます。
なぜならば、肉眼に比べて写真ははるかにダイナミックレンジ(暗いところから明るいところまで再現する)が低いからです。
そこで、詳しいことは書きませんが、手動による露出コンポジットもしくは超ナチュラルな設定でHDR合成するという方法があります(当ブログ過去ログで既出)。失われた階調を復活させ、写真では表現できない色彩をひきだして表現するのです。一見分からないようにやるのが最低限のコツです。

私にとってレタッチは必要以上によく見せるためではなく、写真ではどうしても表現できない「目に見えたまま感」を出すのが最終的な狙いです。

・・なんて、文章にするとものすごく面倒くさいですが、すべてやらなきゃいけないというわけではなく、一部分だけ実行するだけでも出来上がりに違いが出てくるとおもいます。特に撮影後の後処理については否定的な人もおられると思いますが、この考察はあくまでもWeb上で公開する写真だということを念頭においてのものです。

もちろん、最新の超高級カメラや超高級レンズで撮影するというのは考慮に入れてません。あくまでも、普通のカメラ、レンズで撮影した場合という前提です。

*恐れ入りますが、不明な用語などは検索でお調べ下さい。

2008年10月23日

電柱

dencyu2.jpg
風景写真の大敵、邪魔者、電柱。
それが入らないようなアングルを探し、あるいはスタンプツールで地道に消し、時にはあきらめ・・・。
そんな邪魔な電柱ですが、アップで見るとこれがなかなか味わい深い。メカニカルなカオスが時にはかっこよく見えたりするから、不思議です

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