RAW現像について|ソガネットドットコムBLOG

2007年10月13日

RAW現像について

RAWというのは簡単に言うと、カメラ側で露出補正やホワイトバランスなどを施す前のデータ、つまりCCDに直接記録された生のデータのことを言います。このRAWファイルを現像ソフトで開いてパソコン上で露出やホワイトバランスを決めるわけですから、画像を劣化させること無く(JPEGを画像編集ソフトで補正すると劣化します。)適正な露出とホワイトバランスの写真が出来るというわけです。
このRAWファイルをパソコン上で調整することを「RAW現像」といいます。

たとえば私が使っているNikonD70sで撮ったRAWファイルを現像する場合、付属のPictureProjectでは閲覧は出来ますが、基本的に現像は出来ません。NikonキャプチャーNXを購入するかアドビのライトルームやシルキーピクスなどの有料ソフトを使うのが一般的だと思います。ですが、値段が高い、重い、機能が複雑で使いこなせない。などの問題点があります。
そこで、Nikonユーザーなら「Nikon View 6」という簡単なRAW現像ソフトがあります。 D2シリーズ、D1シリーズ、D200、D100、D70s、D70、D50、COOLPIX シリーズに対応で、使用の製品の製品番号を入力すればNikonのホームページから無料でダウンロードできます。
とても簡単なソフトで基本的に露出補正とホワイトバランスしか出来ませんが、RAW現像においてはそれで十分なわけですからもんだいはありません。もっといじりたい人はフォトショップなどを使えばよいわけですから。
ただ、RAW現像ソフトはソフトによってかなり現像結果に差があります。
「Nikon View 6」の結果に満足できない方は、有料ソフトはほとんど試用版がありますので試してみて購入されるのがよろしいかと。(CaptureNXやSilkyPicsは1万5千円くらいします。)

Nikon View 6のダウンロードページ。

comments

こんにちは
岡山にいます。
夕日撮影の予定ですが、曇ってきました。

RAWいいですよね
でも写真のセレクトで苦労しますね

加藤忠宏さん、
ホントに写真のセレクトで苦労します。
そのためにJPEGと同時記録すればよいのですが、それもまたそれで、面倒だし、沢山撮れないですし。

こんにちは。
最近、ブログの更新頻度が上がりましたね。

私の場合、デジイチ買った5月から、RAWでしか撮影した事無いです。
加藤先生の影響です。
Canonにしたのも、無料の現像ソフトがついているのが決め手だったかも知れません。
今は、フォトショップで現像しています。
かなり、適当な現像ですが...

保険 あいさん、
一応、2日に1記事は書こうと思ってます。
仕上がりの差を考えると、デジタル一眼にRAWは必須ですね。面倒ですけど、いったんやり始めるとJPEGオンリーの撮影は出来ません。

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