2007年09月13日
★空を青く写す実験
青い空の写真を写すには大体以下の方法があると思います。
1.順光で撮る。
2.アンダー気味に撮る。
3.カメラの設定を変える。
4.PLフィルターをつかう。
5.RAW現像&フォトショップで調整する。
・・・・・・そこで、実験してみました。
まず、各写真とも、絞り優先オートF8、ISO200、WB晴天、RAWという条件で撮影しました。
(1)の写真は太陽のある側の空です。逆光に近い、斜光です。空が白く飛んでしまいます。
(2)の写真は太陽と反対側の写真、空は全体的に青いことがわかります。
(3)の写真はカメラの設定を変えて撮った写真(モードⅢa、階調やや強め、彩度強め、輪郭強調強め:NIKONの場合)です。少し青が綺麗になりました。*ただ単に風景モードとかにするだけも違いが出ます。
(4)の写真は(3)の状態で露出補正を-0.7にしてみました。空の色が濃くなりました。
(5)の写真は(3)の状態でPLフィルターを使用しました。小さい画像なので一見(4)と同じように見えますが、メリハリのある色になりました。
(6)の写真は(5)の写真をRAW現像時にマイナス補正、フォトショップの調整レイヤーでレベル補正、トーンカーブ調整、特定色域の選択で調整しました。
わかりやすいように少し大げさにしましたが、たとえば少し斜光気味にしてみるとか、カメラの設定も微妙にパラメーターを調節するとか、PLフィルターも一番暗いところからすこしはずすとか、フォトショップでのレタッチも控えめにするとかすればもっと自然な感じになるかと思います。
- メガネフレームショップ曽我
- at 15:29
comments
おはようございます
いつも、勉強させていただいています。
ありがとうございます。
PLフィルターを使用するのも、フォトショップでの調整も、慣れが必要ですね。
私は、まだ、色の調節にとまどってしまいます。
美的感覚も少し足りないので、どの程度の色が綺麗か分からなくなることがしばしばです。
(>_<)
>どの程度の色が綺麗か分からなくなることがしばしばです。
たしかに、そこが一番難しいところですね。どういう写真が綺麗な写真なのか、自分なりの基準を決めておかなくてはなりません。私の場合、写真を撮るときもRAWとJPEGだけでなく、すぐに消えてしまいますが、もう一枚頭のなかに実際に見たときの記憶を記録するようにしています。
何気ない風景が、やり方によって色々と表現出来るんですね~♪
最後の写真を見た時は興奮してしまいました(ノ´▽`)ノオオッ♪
私は【風景モード】に切替えるくらいです。
フォトショップは持っていませんが、せっかく買った一眼レフを有意義に使わなければいけないな~、と思いました(*・ω・)(*-ω-)
くるまる【84】さん、
デジタル一眼のよいところはいろいろ自分で工夫して写真を作れるところだと思います。
MTブログと一緒ですね。
>最後の写真を見た時は興奮してしまいました(ノ´▽`)ノオオッ♪
実験だったので、そこらへんのなんてことはない風景を撮ってしまいました。もっとちゃんと撮ればよかったです。
やっぱり、空は青いのが好きです。
元気が出ます。
今思えば、私はいつもモードを何も変えずスタンダード(?)にしていました。今度変えてやってみます。
サッシーさん、
私はどんよりとした曇り空もある意味日常性があって好きです。
ドラマチックなことはたいてい曇り空の下で起きる・・・。